FC2ブログ

#サイトマップ

※このサイトを訪れてくださった方へ

このページでは、クラシックギターが大好きな管理人麻尾佳史が、動画や曲を紹介をしたり、音楽に関して思ったことを書き留めたりしています。最近は、演奏のヒントになりそうな記事も増やしたいと、カテゴリを増やしました。皆様が、趣味でギターを続けていくうえで少しでも役に立つ情報が発信できれば幸いです。
レッスンメモ、演奏のヒント
演奏、練習のコツ

管理人のプロフィール/このサイト開設の経緯に興味を持ってくださる大変有り難い方は下記カテゴリをご参照下さい。
連絡先もそちらに記載しています。
プロフィール ※2019/7/20、プロフィールを更新しました
このサイトに関して

続きを読む

曲への愛を感じる

所用が重なり、延期となっていた猪居ギター教室のレッスンに、水曜日に久しぶりに行ってきた。

最近のレッスンでは、爪磨いたり調弦をしたりしながら世間話をし、ハ長調スケールの練習をし、ソルのエチュード1番を弾く、と言うのが定番となっている。

ソルのエチュード1番は、家でも練習始めにほぼ毎回弾く。子どもたちが覚えてしまってるくらいには弾いている。そこで、爪の具合や指の調子、耳の聞こえ方をチェックできるからだ。

特に演奏後もらうアドバイスを、自分の感覚と擦り合わせるときが1番楽しい。「バランスはいいけれど音をもう少し分厚く」だとか、「低音を聞き過ぎで高温が伸びてこない」だとか。稀には、「とてもよかったです」と褒めてもらえることもある。自分でうまく行かなかった部分がどのように伝わっていたのか(あるいは気にならないレベルだったか)。感覚を擦り合わせる。言葉を、表現を、擦り合わせる。音のイメージを重ね合わせる。そんな作業が、すごく愛おしい。

水曜日のレッスンでは、とある近現代の曲(敢えてタイトルは伏せる)を見てもらった。自分でどうしようか悩みながら、兎にも角にも譜読みを終え、弾けるようになってきた曲だ。楽譜の解釈はできてきたものの、まだ悩みもある、そんな中弾いた結果言われた言葉。

「曲への愛を感じました」

なるほど。そう言う表現もあるのか。確かに、愛はある。弾きたいくらいだから、もちろん愛はある。でも、その愛の形がまだ明確ではないようにも思う。そこを、「愛を感じる」ときたか!

曲から言葉へ、言葉から曲へ。言葉では表わし切れるはずのない音符をどうにか言語のもとへ手繰り寄せ、吟味し、また言葉のない世界へ放り出す。なんて楽しい作業だろう。曲への愛を昇華させて曲の良さに生まれ変わらせられるよう、もうしばし格闘してみたい、と思います。

仕事をしている姿は格好いい

最近、会社の同僚(年下)が、「仕事してるあしゃおさん、なんか格好いいですよね」と言ってくれるんですよね。結構な頻度で、1日に0.25回くらいは言ってくれてるんじゃないかな。おべっかかも知れないけど、敢えて嘘はつかないだろうから嬉しいよね。

ちょっとどうして「格好いい」と言ってくれるのか、その理由を考えてみようと思う。

①単純に格好いい
まぁ、もう見た目が好み。ファッションに憧れる。ファンみたいなもん。と言うか、ファン。そりゃ、口に出して言っちゃうよね。1度だけじゃなく、何度も言ってくれるのがその証拠。なぜ格好いいと言うのか?その理由は、事実格好いいからだ。うん、理論的にも完璧だ。でもこのパターンだと、枕詞に「仕事してる」ってわざわざつけないよね。


②見ようによっては格好いい
毎日言うんじゃなくてたまに言うってことは、たまには格好いいんじゃないか。やっぱり寝癖がついてたり、ぼーっとしてるときはさすがに格好良くない。けど、仕事して集中してると、ぴしっとしている。毎日集中していなくても、4日に1回くらいなら仕事に集中していても不思議ではない。頻度から考えても、この説は可能性がある。


続きを読む

子供のピアノの発表会を見て感じた、ピアノとギターの違い

月曜日に、子供の通っているピアノ教室の発表会を聞きに行ってきました。普段は、クラシックギターの演奏しかなかなか聞く機会がないので、色んなことを勉強しながら聞かせてもらいました。ピアノを聞いて感じたことを、ギターとの比較も織り交ぜながら徒然に語ります。

ピアノの楽器としての完成度の高さ
子供でも、すっと鍵盤を押すことできれいでかつ大きな音が出せる。この時点で、楽器としてここまで広がったことに納得してしまいます。また、楽器の名前が元々ピアノフォルテだったと言うだけあって、ピアノやフォルテへの反応もできる。独奏楽器としての完成度はやはりピカイチなんだなぁ、と改めて感じました。だてに楽器の王様と呼ばれてないわけです。音が小さい、と言う不満はほぼ無ければ、音が汚い、と思うことも基本ありません。もちろん洗練されたタッチに耳を奪われるのは当然ですけれども、初等段階での聞き覚えの良さは比較にならない。やっぱりギターって最初のハードルが高い楽器なんだなぁ。。


音符と鍵盤が一対一に対応
私の子供は、習い始めたときから楽譜を見ながら弾く事を前提として指導されています。これは楽器の特性だけでなく、教わっているピアノ教室の方針が優れているのもあるのでしょう。けれども、「音符」と「鍵盤」が一対一に決まるメリットは、見ていて羨ましく思います。とは言え、同じ音でも複数の音の取り方を出来ることが、ギターの演奏の幅を生み出す魅力であることもいまの私は理解できますけれど。

続きを読む

影響を受けた作家および著作 5選

ブログと言う言葉を使う表現をしていると、いろいろなところに癖というか、自分っぽい文章の匂いがするなぁ、と思います。この「自分らしさ」をどう捉えるか。少なくとも私は、「自分の文章に自分がファンになる」と言う第一歩はクリアできています。それはたぶん、これまで読んできた本の積み重ねがあるからでしょう。というわけで、私が文章構成や表現に影響を受けた、と考える作家とその著作を紹介させていただきます。こういうバックグラウンドがあるおかげで、自分の文を恥ずかしいと思わずに公開できているのかもしれません。

日本語の技術に関する最初の3冊は、今さら私が言うまでもない名著です。だからこそ、もしも初めて聞く方がいらっしゃいましたら是非ご確認いただき、もし時間が許すようであればご一読されることをお勧めします。


理科系の作文技術: 木下是雄
大学の研究室時代に、恩師が「これは読んどけ」と貸してくれた本が2冊ある。1冊がこの「理科系の作文技術」、もう1冊が後述する「日本語の作文技術」である。結局言葉を書くのはなんのためか?という原点に立ち返ると、それは誰に何かを伝えるためである、と言える。そしてそれは多くの場合、「正確」に伝わることが大前提だ。

本書では、「誰に」「何を」伝えるのかを明確にすることの大切さ、そしてそのための作法を教えてくれる。系統だった報告のためには必読かも知れない。タイトルの頭に「理科系の」とついているのは、論文やレポートなどが想定されているからである。そのため、内容には事実と意見をわける重要性や論文の引用方法なども含まれる。しかし、この本の本質はそこではない。「その文を読んだ人が何を知りたいか」にフォーカスしなさい、と言う当たり前の事が大切なのだ。


日本語の作文技術: 本多勝一
新聞記者である本多勝一が「分かりやすいための表現」「誤解を生じないための文章」の技術を説いた本。この本を読む前と後では、文章の読みやすさが全く異なる。例えば長い修飾語を前に配置することで文章は一意に捉えられるようになる。そうすると句点の数は少なくとも誤解が生じる余地がなくなる。と言った、具体的技術として習得することが可能な内容が記されている。

理科系の作文技術の意図が「読み手を特定せよ」だとすると、こちらは新聞記者の著作らしく「誰が読んでもわかるように書け」「読み手に誤解の余地を与えるな」となるだろうか。この本を読んだ後だと修飾の順序の考えられていない文章や無駄な読点の多い構成を見ると逆に違和感を感じてしまう。例えばこのパラグラフでは意図的に極力読点を除いているものの、修飾の順序を推敲しているのでしっかりと意味が通じるのではないだろうか。

続きを読む