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#サイトの目的と自己紹介

※このサイトを訪れてくださった方へ

みなさんこんにちは。当サイト「趣味で続けるクラシックギター」の管理人、あしゃおです。クラシックギターのよさを一人でも多くの方に伝えたい。そして、クラシックギターを好きな方がさらに上達されるきっかけになりたい。そんな2つの思いから、本サイトを更新しています。

ちなみにYou Tubeチャネルもasao-guitarでやってるので登録していってくれよな!https://youtube.com/@asao-guitar

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【1年半経った】40才からでも相対音感は鍛えられる?おじさんの音感トレーニング日記

2023/5/8
最近本稿を更新していませんが、トレーニングを辞めた訳でもなければ飽きたということでもなく、ただ皆さまにお伝えできる進捗が分かりづらい、というだけです。亀の歩みで少しずつ出来ることの範囲が広がっている実感もあります、ただ定量的な測定結果として定期的に報告するのはなかなか難しい。


今年(2021年)の秋には不惑になる筆者が、思い立って相対音感トレーニングを始め、その経過を報告していくの記事です。タイトルには日記って書いたけど、更新は気が向いたときだけです!


当ブログでは、ギター練習のコツだとかコンクールに挑戦だ!とか言ってますけれども、私実ははっきり言って音感はありません。ギター歴はそれなりに長いので、楽譜を見て演奏する分には特に困ることはないですけれど、楽器を持たずに楽譜を見てメロディを歌う、聞いたフレーズを楽譜なしで弾く、さらにはコードをあてる、といったことができると、きっと新しい何かに気付けるのでは。

そう思いまして、音感トレーニングを日課としてやることにしました。大人になってからでも後天的に身につけることができると言われる、相対音感の獲得にチャレンジです。

開始時点(2021年7月7日)の筆者実力


・楽譜があるから弾ける曲ばっかり。聴音能力はほぼ無し
・典型的な三和音ならメジャー/マイナー、ドミナントモーションがわかるかな、くらい。
・座学の知識は、独学ベースでそれなりにある。長短音階、三和音のダイアトニックコード、12音平均律とかはわかる。四和音以上やテンションコードはつらいけど、考えれば、まぁ、それなりに……?

目標


・聞いたフレーズの階名(移動ド)がわかる
・伴奏(コード)をつける
・主調を特定できれば音名がわかる
・初見楽譜でメロディを歌う
・聞いたフレーズをギターで弾く

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Invierno Porteno(A.Piazzolla, S.Assad編)

アストル・ピアソラ作曲のブエノスアイレスの冬 Invierno Porteno(アサド編)を演奏しました。先日ブログに雑感を書いた、2023/4/29 第47回ギター音楽大賞 上級部門のエントリー曲です。コンクールでは選外となってしまいましたが、せっかく準備した曲なのでそのタイミングの演奏を残しておこうと思い録音しました。(演奏は宅録であり、評価の対象とは関係ございません)



コンクールと同じく一発撮りを…絶対に1回しか撮らない!との強い思いで演奏を始めたところ、途中でゴミ収集車のBGMがチャラララ~♪と入ってしまい無事お蔵入りに。次でラストだ、と思って演奏していたところ悲しすぎるミスをし、その後立て直せずてズルズルといってしまい、、映像に残す演奏がこれになるのか……とほとんど泣きそうになったので、文字通りの泣きの1回を追加録音しました。結果無事別の箇所をミスしましたので、まぁこれが私の実力、というかむしろよくできた方かもしれない、ということで事前の決意通りアップいたします。でも、この曲をここまで弾けるようになったのは間違いなく自分としての成長なので、そこはトライしてよかったかな、と。

私は曲や舞台に対する一期一会の感覚を持ち続けたく、同じ曲に何度も本番の機会を与えないようにしています。ただ、こうやって本番での演奏や録音機会を通じて、練習が不足している箇所やイメージと違っていたフレーズなどに気づかされ、本番を経て改善を重ねることの大切さを突きつけられています。

なんか、本番の機会を絞ってる、ってのがダサい言い訳でしかないように思えてきた。ちよっと方針転換してもいいのかな、、と思い始めている今日この頃です。

でも、緊張や練習不足によるミスの課題としてしまうのは実際は近視眼的な言い訳であり、勉強不足やイメージの貧しさの方が本質的な課題だろうなぁ、と言うのが本音ですね。。辛い、もっと適当に気楽に弾いてたい、でも上手くなりたい…!

(迷いや悩みが多いせいで、句読点や三点リーダの多い記事になってしまいました…)
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第47回ギター音楽大賞に出場しました。

昨日4/29に第47回ギター音楽大賞の上級部門に出場しました。残念ながら選外でしたが、現状からすれば結果には納得できてしまいますし、皆さんの演奏を聴いて自分もまた頑張ろうと思いました。

最近舞台で手が震えることが続いていたため、前日まで本番が不安で怖くて仕方がありませんでした。曲を楽しみたい、舞台を嫌いになりたくない。そう言った願いはなんとな叶えることができて少し安心しています。

コンクール審査とは無関係ですが、コンクールに向けて準備した曲を録音しコチラの別記事に投稿しましたので、よければ聞いてください。

上級部門の演奏順は本番2時間ほど前に抽選で決まります。今回厳正なる抽選の結果、なんと私の「ブエノスアイレスの冬」の次が「ブエノスアイレスの春」となりました…笑笑。巡り合わせってあるんですねぇ。ちゃんと春が迎えられるように、舞台袖で待つ次の方にバトンを繋げるように、という気持ちで演奏ができました。コンクールの出場者同士は競争相手でもありますけれど、それ以前に同じ楽器を愛する仲間同士であり、1つの演奏会を作る共演者なんだなぁ、と改めて感じる出来事でした。

その結果、ブエノスアイレスの春の演奏をされた方が見事に奨励賞を取られたので(おめでとうございます)、実質私も半分奨励賞だと言うことで宜しくお願いします!


演奏の不出来に関しては、色々な制限や事情があったりもするのは事実ではあります。しかし、では何らかの奇跡でそれらを取っ払うことができたとして、最後に残るのは自らの怠惰と不勉強なんだろうなぁ。という事実が最近自分にのしかかってきます。

例えば家族がギター活動を最大限にフォローするからギターのことを最優先に考えていいよ、と言ってくれたとして。今日宝くじに当たって金銭的な不自由がなくなり、明日から働かなくてもいいよ、となったとして。このコンクールに入賞できるような勉強と練習を果たして私は積み重ねられるのだろうか。それだけの勤勉さを自分は持っていないのではないか、と、他の皆さまの演奏を見ていると自分のことが残念になります。

とは言え、何もしない自分よりは何かしている自分の方が少しは進歩している。今回の曲も、「自分には到底できない」と思ったフレーズや速弾きが少しずつできるようになっていったのは事実なわけで、他者との比較ではなく昨日の自分より成長するんだ、との気持ちを大切にまた練習を頑張ろうと思います。
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[ギターソロ] 桜坂(福山雅治)

桜の季節は終わりましたが、福山雅治の桜坂を演奏しました。




この曲が発表されたのは2000年の4月。私がちょうど高校を卒業し大学に入学した年の春のことです。新生活について色々考えながら、MDウォークマンを聞いて散歩していたのでよく覚えています。この曲桜坂と、倉木麻衣の「Secret of my heart」を聞きまくってセンチになっていたのを覚えています笑。あれからもうすぐ四半世紀…色々なことがあったりなかったりしますけれど、、この年まで大過なくギターと共に歩んでこれたのはしあわせなことなのでしょう。

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定期演奏会に出演しました

馬から落馬、とか、頭痛が痛い、のような重複表現は避けましょう、と教えられますが、演奏会に出演すると言う言い方は許容範囲内でしょうか?

そんなどうでもいいことが気になりますが、先週ギター教室の定期演奏会に出場してきました。出場もなんか違う気がするるんだよなぁ?そもそも馬に乗馬する機会なんかないから重複表現の例としてはもう古いような。

私は演奏の唯一性というものを大切にしたいと考えており、練習会や演奏会に参加する機会は意図的に減らすようにしています。特に同じ曲を人前で何度も演奏することに対しては少し懐疑的です。『本番』が何度もあると言うのは、その曲に対する情熱が薄れることに繋がらないか。練習会でずっと変わらずその曲を愛し続けることができるのか、ということが常に頭にあります。というわけで、希少な演奏会の機会にどう準備をし思い描く演奏に近づくか、ということに挑戦しています。

今回久しぶりのホールでの演奏がどうだったかというと、見事に指が震えてしまいました。笑ってる場合でもないですが笑っちゃうくらいに震えがきました。

原因となることはイボイノシシ(どんな予測変換やねん…)いくつか思い当たりますけれど決定打が分かる訳でもなく、また試行錯誤しながら練習したいと思います。少なくともイボイノシシは関係ございません!

1つ間違いなく言えるのは、そんなに緊張しても本番は最高に楽しく、自分の好きな曲を多くの方に聞いてもらえるのは素晴らしい機会だな、ということです。自分の好きを伝えられる演奏をできるよう、これからもギターを続けたいなと思った1日でした。
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上を向いて歩こう(中村八大、塩見大二郎編)

上を向いて歩こう(Sukiyaki song)
作曲:中村八大
編曲:塩見大二郎



年明けから、知り合い訃報や会社の後輩の転職など少し辛い連絡が続いてしまいました。寂しくはありますが、上を向いて歩きたいな、と思います。

幸せは雲の上に
幸せは空の上に
上を向いて歩こう

編曲は塩見大二郎先生で、piascoreで楽譜が購入可能です。私には慣れない和音やリズムが多く、音を取りながら弾いていくのがとても楽しい編曲でした。その分、聞こえてくる全ての音を表現したくなってしまい、ゴチャゴチャとよくわからない演奏にならないかの注意も必要で難しさを感じました。奏者の楽しさと聞こえ方は別物だ、ということに改めて気づきました。

誰もが知る名曲の『シンプルな良さをスッと伝える』ことと、それを邪魔せずに『編曲の良さをさり気なく伝える』ことのバランスを上手に取りたいな、と思います。引き算の美学…!

あとはやっぱりテンポとリズムだなぁ。自然なテンポの揺らし方ってなんなんだろう。
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編曲物を演奏するときに、どうやって楽譜を探しますか?

Q: 編曲物を演奏するときに、どうやって楽譜を探しますか?
A: まず第一に、信頼している編曲者で探します。

ギター弾き始めた最初期は、『〇〇ギター曲集』や『ギターソロのための△△』などを適当に購入していました。そのうちに編曲者の好みが出てきて、自分なりの信頼している編曲者リストが出来てきました。そしてそれは、演奏会や動画などで他者の演奏に触れている間に、主に増える方向でアップデートされているように思います。

なお私には、「楽譜が確定している近現代のギター作品」ばかりに取り組んでいた時期がありました。楽譜が違う、音が間違っている、なぜその版を使っているのか?などの版に関する問題に対するアプローチに悩んだため、編曲物どころか古典物に対しても拒否反応を持ったためです。

今もその感覚は残っていますが、昔ほどのコンプレックスはなくなりました。その理由は、主に2点。版の違いを検討する中で作曲者や編曲者のメッセージを受け取る作業が楽しくなってきたこと。根拠なんかさておいて、シンプルに「その音が好きだから」でいいじゃないか、と思えるようになってきたこと。当たり前のことかも知れませんが、この手の内容は頭で理解するだけでなく自分で実感しないとなんの救いにもなりませんので。

とはいえ、コンクールなんかで版問題のある曲に取り組むのは相変わらず怖い、というのが素直な気持ちです。

本投稿は編曲者として書きましたが、作曲者に置き換えてもほぼほぼそのまま成立しそうですね。今はYou Tubeなどで動画を簡単に確認できるので、色々なインプットも活用しながら自分の直感を信じて飛び込んで行くのがよいのではないでしょうか。

先日とある方に質問されたときの返答内容を記載してみました。匿名投稿可能な質問箱もありますので、質問や依頼なんかあればお気軽にメッセージくださいね。
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人前でミスすることに慣れてはいけない

タイトル通りなんですけど、人前でミスをすることに慣れてはいけません。

本番演奏で緊張するから、との理由で人前練習の回数を増やすパターンがあります。しかし、『人前でミスをすること』に慣れてはいけません。ミスをするかもしれない練習度合いで人前演奏に臨み、実際にミスをして、あーやっぱりミスをしたな、と思いながら家路につく。これは負のスパイラルです。

『これだけ練習すれば完璧に弾けるのでは』『ここまで完成度にこだわれば舞台でもミスせず弾けるだろう』と思った曲を人前で弾きその結果出てしまったミスと、ミスするかもなと思いながら演奏をして実際にミスをすることとは、大きく異なります。ミスをすることに、ミスをするかもしれない舞台に出ることに慣れてはいけません。

緊張そのものに関しては、色々な考え方があります。人前で緊張しないほどに舞台に慣れるべきか、それとも緊張を感じながらその中で何かを表現するか。ほどよい緊張感が人のポテンシャルを引き出す面もあるので、完全に慣れてしまうのもどうか、と言う事ですね。これはその人次第でいいのではないでしょうか。ただし、緊張するかしないかの話と、ミスをするかどうかは似て非なる問題だと私は捉えています。いずれにせよ、ミスを重ねることには慣れるべきではないと考えます。

ノンミスは、よい演奏の必要条件ではありません。ミスがあっても心打たれる演奏はあります。しかし、ノンミスにこだわる取り組みの中で育まれるものがあることも、また事実であると思います。

さ、練習、練習。。
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管理人あしゃおのギターソロ演奏動画まとめ

当ページで紹介している私の演奏曲のまとめです。曲名と作・編曲者名のみの紹介となります。もし興味をもっていただけましたら、リンク先をご覧下さい。いわゆる堅めなクラシックギター曲だけでなく、ポップス曲やアコギの曲も紹介できればと思っています。

最近自分の嗜好や趣向が、保守的で伝統的な方向に向かっているのを感じています。だからこそ、このように過去の自分のスナップショットを用意していてよかったな、と思います。なんだかんだと、10年で40曲弱、、継続は力です。。。録音録画環境の考察も含め、またペースを上げられるようにしたいところです。

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