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クラシックギターにとってのクレシェンドを考える

今日はギターでクレシェンドをどう表現するかに関して考えてみたいと思います。ギターという楽器の特徴の一つは、撥弦後に音を大きくすることができず、減衰していくのみであると言うことです。バイオリンのような擦弦楽器やクラリネットのような管楽器であれば、時間経過に沿って物理的に音量を大きくすることができるため、大きく異なる点であると言えます。

音の自然減衰。これは、クラシックギターを魅力的にする特徴です。しかし、「クレシェンド:だんだん強く」という表現に対するアプローチを難しくしています。この点を、少し詳しく見てみましょう。


そもそもクレシェンドの意味は
クレシェンド(crescendo、cresc.)、は「だんだん強く」を意味する強弱用語で、「成長しながら」という語源を持ちます。「だんだん大きく」ではなく、「だんだん強く」と訳されているところが興味深いですね。「f:フォルテ」の意味を聞かれると、みなさん自然と「強く」と答えると思うんですよ。「大きく」ではなく、「強く」。クラシックギターのようなアコースティック楽器であれば、撥弦を強くすれば音は結果として大きくはなります。ただし、音を大きくすればいいってものではなく、音楽を力強くすることが本来の目的であることを忘れてはダメですね。クレシェンドも同じで、だんだん大きくしようとして音のまとまりがなくなったり、瞬発的になりすぎて音に芯がなくなったりしないよう注意が必要です。


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譜読み、暗譜に際して考えて欲しいことまとめ

譜読みや暗譜に関する考察記事を、ハリウッド風(主観)煽りとともにまとめます。各々の記事がみなさんの何から気づきのきっかけとなれば幸いです。

こう言った議論や方法論には、多数派や王道はあっても絶対的正解はないと思っています。自分なりの考察や試行錯誤の先に個別の最適解があるのみかと。その模索の一助になりますように。

では、どーぞ!

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一流のコックさんじゃなくても、おいしい家庭料理を作ることができる

※2012/2/26の記事と2012/3/10の記事を1つに合わせて再投稿します。※

松下先生の公開レッスンを受講してきました。今回もたいへんためになりました。
自分のレッスンもさることながら、他の方のレッスンを聞くのもものすごく勉強になりますね。

他の方の受講を見ていて、初めてバッハに取り組んでみたいかも、と思いました。これまでは難しそう、敷居が高そうでずっと敬遠してきたのですが。きっと、今回のレッスンの内容が、導音や四度進行・偽終止など、私がちょうどぎりぎりわかるくらいの内容だったのが大きかったのだと思います。とは言え、興味はどちらかと言うと音楽的な興味と言うよりもパズル的な、理系心をくすぐられる、と言うところが大きく、実際に取り組むかはまだどうかな、、でも、食わず嫌いの苦手意識がなくなったのは大きいですね。

※2019/8/9追記
結局5年以上が経ち、バッハやバロックの面白さはわかってきたものの、結局トライしてないですね。そしてなぜか、ポンセの疑似バロックに先に手を出すというよくわからない状況になってきした。。※

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継続は力

※2012/4/30の記事を修正再投稿します。なんだかんだとギターは続けていて、ブログも前より活発に更新しています。

7年前の自分に「なんとかやってるよ」と声をかけてあげたいと同時に、7年後の自分に「なんとかやってるか?」と聞いてみたい感じです。

そしてこのブログを読んでくれているあなた。大丈夫、趣味は続けられるし、もし何かあってもいつでもまた始められる。

続けることに意味があるだけではなく、続けようと思い続けることが背中を押すんです。もし止まったら、また始めたらいい。スキーにも、近いうちに必ず子供を連れていきます。※


昨日、会社の知人の結婚式で神奈川県は逗子へ行って来ました。
彼はジャズをずっとやっていて、CDも出しています。披露宴ももちろん、彼の作・編曲による音楽満載で、最高に楽しいものでした。

そんな彼が披露宴の最後の挨拶で言ったのが、タイトルである「継続は力」でした。この言葉を、彼は中学の時の恩師の先生に教えてもらい、それ依頼ずっと大切に思ってきたそうです。社会人になり、「継続」することの大切さ、そして難しさを改めて感じているが、今日ここにいるみんなとの繋がりを生んでくれた音楽を、これからも継続していきたい、そんな話でした。



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2019年7月17日 福田進一マスタークラス

2019年7月17日に受講した福田進一先生のマスタークラスの内容メモを共有します。
ここでは個別の曲ごとの内容は省略し、ギター練習の一般論という形で紹介します。

・まずは耳を鍛える。自分の出す音に敏感になる。さらに、耳だけではなく、指先の触覚でも感じる。
・空いた親指は低音弦に乗せておく。空いたa(薬指)は1弦に乗せておく。こうすることで手が安定し、また音も厚くなる。
・旋律を弾く際に、アルアイレで弾くかアポヤンドで弾くか、決めておく。こういったところは、考えなくてもできるように習慣化する。

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