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"さくら"による主題と変奏(横尾幸弘) 演奏紹介および版による楽譜の差異について

"さくら"による主題と変奏
Theme and Variations by Japanese Folk Song "SAKURA"



作曲:横尾幸弘(様々な版がありますが、上記演奏は改訂版を使用しています。というか、版だけでなく、タイトルも色々言われますよね。「さくらの主題による変奏」とか、「さくら変奏曲」とか。)

日本人なら誰でも知っているさくらさくらの民謡、クラシックギター向けの変奏としては、横尾幸弘さんのものが定番です。John Williams(ジョン・ウイリアムス)の演奏で一躍有名になったということです。

以下、楽譜の版の紹介です。

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サウダージNo.3 (R.ディアンス) 演奏紹介、および旧版/新版の差異説明

※本記事では最初に自分の演奏を紹介した後、後半で楽譜の内容の紹介をしています※
Saudade No.3 (サウダージ第三番)


作曲:Roland DYENS


第53回猪居ギター教室定期演奏会での演奏です。演奏自体は、指が回らないところやもつれがあったので、少し残念でした。やっぱり、これだ!という演奏をやりきるのは難しいですね。ただし、こう言う一見して格好良く、ただ適当に弾くと何をしてるのかよくわからなくなってしまう曲にじっくりと取り組むというのはいい経験になりました。

演奏会で見ていただいた方に、「今まで見たサウダージの中で前(儀式)と後ろ(終曲)が一番長かった」というコメントをもらいました。 ・・なんでも一番になるのはいいことです(汗)。技術的に設定した速度(これ以上速く弾けない)というわけではなく、どう弾きたいかを突き詰めた結果としての演奏だったので、何か通じるものがあれば嬉しいです。

曲自体は学生のころから好きで、二楽章なんかは適当にマネしてました。ギタリストに人気があるのはもちろんのこと、ギター以外の楽器を演奏される方にもうけがよく、「ギターってこんなことできるんですね」と驚き喜んでもらえたり、一楽章(儀式)のごちゃごちゃした楽譜を見て「ひぇ~w」となったりと、盛り上がれる曲です。

以下、楽譜の紹介記事に続きます。

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あるタンゴ弾きへの哀歌(プホール) 演奏および楽譜の解釈

※2010年の過去記事二つを合わせて、一つの記事に合わせ再投稿します。※
あるタンゴ弾きへの哀歌
ELEGIA POR LA MUERTE DE UN TANGUERO
作曲:Maximo Pujol
I. CONFUSETA


II.MELANCOLIA


III.EPILOGO


アルゼンチンの作曲家アストルピアソラの死後、彼の弟子であったマクシモ・プホールがオマージュとして捧げた曲です。第1楽章「コンフセータ」は、途方に暮れた調べを意味する造語のようです。第2楽章「メランコリア」は、悲しみを表しています。第3楽章「エピローグ」では、ピアソラを彷彿とさせるメロディとリズムが奏でられます。

村治佳織さんのCD"CAVATINA"に収録されていて昔から好きな曲でした。大学のギター部では「タンゴバンド」と言うところに所属し、アストル・ピアソラをよく聴くようになったためこの曲に対する思い入れはますます強くなりました。

以下、私の解釈およびレッスンで教わった内容を書きたいと思います。

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クラシックギターで弾く涙そうそう

※2012/12/8の記事の再投稿です。※
涙そうそう


作曲:BEGEIN

涙そうそうは、涙がぽろぽろこぼれ落ちる、と言う意味の沖縄方言だそうです。歌は、本家BEGINさんの他に、作詞者でもある森山良子さんによるものも有名ですね。私は夏川りみさんの歌でこの曲を知りました。お三方とも、沖縄出身のミュージシャンですね。

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Amethyst

※本稿は2013/12/23の記事の再投稿です※

Amethyst



作曲:Yoshiki
編曲:田嶌道生
Yoshikiさん作曲のAmethystを演奏しました。
X Japanのコンサートで入場曲として使われていた楽曲です。
原曲はオーケストラで壮大に展開していきますが、ギターソロでしっとり弾くのも悪くないですよ。
編曲は田嶌道生さんで、「X Japan Guitar Solo Instruments(Doremi楽譜出版)」に掲載されています。

学生時代に友人にXのビデオ(DVDじゃないところに時代を感じますね・・)を貸してあげたところ、その友人が間違って
ビデオの上に別の番組を録画してしまい・・(これもDVDではもう起こり得ない出来事ですね笑)。

「ごめん、替わりに別のビデオ買ってきたから許して!」と持っててくれたのが"DAHLIA Tour Final1996”でした。
ビデオ3本組の長編です。元々何を貸していたのかは既に忘れてしまいましたが・・貸したものよりもいいもので返してもらったので、逆に申し訳ないような得したような微妙な気分だったのを覚えています。
そんなDAHLIA Tourのオープニング曲がこのAmethystですね。
観客の歓声とともにメンバーが現われ、、X Japan, japan, Japan・・からのラスティネイル!!かっこよすぎで鳥肌たちますねー!
他にこのビデオでは、White poem Iで半裸のYoshikiさんが十字架にかけられてるシーンがあって、そのシーンを親に見られたらどうしようと何となく気まずい思いをしながら見たのを覚えてます。w

Xファン以外を置き去りにする内容ですみません・・。Xは型破りなくせに(?)曲は綺麗だから面白いんですよね。
このAmethystも、元々インストなだけあってクラシックギターにも合っていますよ。よければ聞いてみてくださいね。

今年も残すところ一週間ちょっとですね。みなさま、よいお年を。

※2019/7/5追記※
最近は、こういったポップス系の曲を弾く機会が減ってきましたが、久しぶりに自分の演奏を聞くとなかなかいい味が出てるなぁ、と思います(自画自賛)。がっつり「クラシック」しなくても、ソロギターをより繊細に楽しむための手段としてのクラシックギターも悪くない、と思います。

2013/12/23 初投稿
2019/7/5  加筆投稿