FC2ブログ

Farewell (S. Assad)

世界を代表するギターデュオ アサド兄弟の兄セルジオ・アサドによる作品「夏の庭」より、Farewellを紹介します。



Farewellは元々fare, well と言う別々の2つの単語です。fareというと運賃と言う意味が思い浮かびますが、これは、fareが旅をすると言う語源を持つからで、旅に必要なもの、という観点から運賃という意味になります。「farewell」とくっつけることで、良い旅を=さようなら、と言う意味になります。

続きを読む

郷愁のギタリスト オーガスチン・バリオス

先日、仕事で長時間飛行機に乗る機会がありました。
飛行機では機内エンターテインメントシステムを触って映画を見たりして時間をつぶすわけですが、音楽は何が入っているのか探していると、なんと「郷愁のギタリスト バリオス作品集」なんてのが取り上げられていました!

バリオスは、パラグアイ出身のクラシックギタリストで、ギタリストのための偉大な楽曲を多数残しています。彼には色んな逸話が残っており、ギター一本持って諸国を放浪しただとか、かのセゴビアと仲が悪かった(嫌われていた?)とか、、
その中で現代のギタリスト泣かせなのが、「彼は手がものすごく大きかった」と言うものです。

実際、私も彼の曲にいくつか挑戦したことがありますが、これは物理的に手が届かんやろ!ってところが結構出てきますので、これは伝説とかではなく事実なのでしょうね。これは本当につらい。。ピアノで言うリストのような存在でしょうか?


ところで、この作品集はタイトルが「郷愁のギタリスト」となっていますが、一曲目はなんと「マヒーヘ」でした。。知らない方のために簡単に説明しておくと、このマヒーヘと言う曲、調性がAメジャーで、タンタカタンタカと軽やかなリズムで奏でられる楽しい曲です。心軽やかにこそなれ、郷愁って感じではないんじゃないか、とつっこみたくなりましたが。

ジョン・ウィリアムスのマヒーヘがこちら。私はもう少しゆっくり目に弾く方が好みかな。


ちなみに、私が一番郷愁を感じるのは、Roland Dyensの「Saudade」・・ではなく、ポルノグラフィティの「サウダージ」・・でもなく、
GLAYの「Way of Difference」の間奏ギターソロの「きゅぁーーー」ってのを聴いたときですw クラシックギターじゃないのか、と言う・・好きなんだから仕方ない。なんていうか、胸をかきむしられるような感じがして、懐かしく美しいけど悲しい、本当に夕日を見ているときのような気持ちになるんですよね。

エレキはおいておいて、クラシックギターだと、それこそバリオスの「大聖堂」第1楽章の出だしとかは胸に来ますね。「最後のトレモロ」も、胸にグッとくる。神様の慈悲に免じてお恵みを、と乞うた老女のノックの音に由来する、とか、バリオスの遺作だ、と言うエピソードも、作品の魅力となっていると思います。

パク・キュヒさんの最後のトレモロがこちら。パクさんのトレモロは本当に美しくて、これを聞くと自分でトレモロ弾きたくなくなります(いや、まぁ弾くんですけどね)。。


そう言えば、確か戦闘機ゲーム「エースコンバット」のシリーズの何かで(サイドワインダーだったかな・・記憶があやふやですが・・)、オープニングの最初に吟遊詩人が酒場に入ってきて戦争が始まった背景を歌う、と言う場面がありまして、そこで流れてきたのが大聖堂の第1楽章だっと思います。今思い出しました。かなり怪しい記憶ですが、いい選曲だなぁと思ったのを覚えています。

私も、GLAYにもバリオスにも負けないように、1音で人の心を動かせる郷愁のギタリストを目指し精進したいと思います。

※2012/7/14の記事を加筆再投稿しました※

猪居謙 2ndアルバム ”Ricordi” 7月3日発売決定!!

※猪居謙さんの3rdアルバム収録曲、5つのバガデルに関する思い出話を加えて再投稿します※

猪居亜美さんが3rdアルバム「MEDUSA」でメジャーデビューすると先日お伝えしましたが、兄の謙さんも2ndアルバムのデビューが決まっています。と噂で聞いていたものの、亜美さんの件は情報があるのに、謙さんの方はどこにも情報がない・・。

と思っていたら、昨日の猪居信之還暦ギターリサイタルに、情報が書いてありました!

7月3日(水) New Albu,発売決定!!
猪居謙 2ndアルバム「Ricordi」
猪居亜美 3rdアルバム「MEDUSA」

情報は、以上です・・・。いや、もうちょっと何かあってもいいと思うんですけど!まぁ、楽しみに気長に待ちましょう。

お二人のジョイントコンサートも開かれるとのことで、こちらは平日金曜日ですが、時間が作られたらいきたいですね。
猪居 謙&猪居 亜美 CD発売記念ジョイントコンサート
日時:2019年7月5日
時刻:18:30開場、19:00開演
場所:あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール

※以下、6/25加筆※
猪居謙さんの「Ricordi」の情報が、fontecのサイトで解禁になっていますので、収録曲を引用します。

マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔の奇想曲
スタンリー・マイヤーズ:カヴァティーナ
セルジオ・アサド:エリの肖像、カリオカ幻想曲
西森久恭:イタリアの思い出に寄せる2つの小品
シモーネ・イアンナレッリ:「イタリアン・コーヒー(12の小品)」より V 一緒に最後のコーヒーを
ウィリアム・ウォルトン:5つのバガテル

続きを読む

だから僕は音楽を辞めた

少し挑戦的なタイトルですが、これは私の気持ちではありません。

先日、ギター教室に向かうため車を運転していました。最近は、FM802を聞いています。昔は好きな曲をリピートでひたすら聞いていましたが、最近はDJの軽いトークを聞きつつ新しい曲に出会うのもいいなあ、というので、FM802を流しっぱなしにしていることが多いのです。その日も、何気なくラジオを流しているとですね、よくあるロキノン系?のような曲が流れてきました。「どうでもいい」とか「あんたのせいだ」とか歌っています。若者の曲って感じなのかな~、となんとなく聞いていました。それがこの曲。

ヨルシカ 「だから僕は音楽を辞めた」




この曲が、聞いていると、3分あたりでいきなり曲が変わる。いや、厳密には曲は変わりませんね。しかし、曲のエネルギーが変わることで、私には別の曲に変貌したように聞こえました。

続きを読む

アイリッシュでスコティッシュなアパラチアン、少しスペイン

本日は少し趣向を変えて、まずはアイリッシュタップダンス、リバーダンスの紹介からスタートです。もう、私が言うまでもない有名なステージですが、もし知らない方は、もう四の五の言わず下記動画を見ちゃってください!曲もダンスも最高級ですから。大学時代にギタークラブの先輩がアンサンブルで演奏していて、かっこよさに唖然としました。元の舞台のビデオを見て、さらに興奮。当時はVHSで映像がこれよりも悪かったんでしょうね。



格好良すぎて言葉がありませんね。残念ながら私のコメントは不要でしょう(ジーン・バトラー可愛すぎ!)。この、いわゆる「リバーダンス」単演目にあたる本ステージの成功を受け、後から舞台として肉付けされた「リバーダンス」が世界を席巻することになります。フラメンコと出会う「ファイアーダンス」や、アメリカと出会う「アメリカンウェイク」などですね。ファイアーダンスでは、フラメンコギターも大活躍します。

続きを読む