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福田進一先生 公開レッスン内容(2011/4/9、4/10)

※2011/4/15に投稿した本記事ですが、来週7/16に縁あってまた福田進一先生の公開レッスンを受講できることになったのを気に再投稿致します。関係者のみなさま宜しくお願い致します。

2019/7/12現在、聴講生はまだ募集中のようです。
猪居亜美さんツイッター

以下、過去記事になります。受講はもちろん、聴講も非常に勉強になりますよ。※


2011/4/9、4/10に受講しました、福田進一さん公開レッスンでの内容をアップいたします。
二日間ハードなスケジュールの中、精力的にレッスンをしてくださった福田先生には感謝です。
また、主催してくださった大阪ギタースクールさんにはたいへんお世話になりました。ありがとうございました。

大切なことをたくさん教えていただきました。全て大切なのですが、長くなってしまいますので最初に自分なりの要約を載せます。

「自分の出している音に対して敏感になること」
「基礎を大切にし、背伸びせず一歩一歩上達すること」
「楽譜と真摯に向き合うこと」
「脱力すること」

これらに気を配り、自分で気づけることを増やしていきたいと思います。

以下レッスン詳細

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おじさんギタリストが伝えたい、ギターを継続するための6つのポイント

ギターに初めて触れたのが10歳のとき。
エレキにハマったのが高校時代。
クラシックギター部に入った大学時代。
クラブを卒業し教室に通い始めたのが15年前。
就職して13年。結婚して10年、長女が生まれて8年。
色々な転機がありましたが、なんやかんやギターを続けることができました。

私にいま誇れることがあるとすれば、それはこの「兎にも角にもギターを続けてこられた」と言う1点です。理解し支えてくれる家族、指導してくださる師匠始め、触れ合う皆様のおかげだと感謝しております。

そんなおじさんギタリストから、これからギターライフを続けたいと思っている若者に伝えたい内容を綴ります。

①ギター教室に通う
これはね、絶対通ったほうが良い。上手になるため、もちろんそれもありますが、最大のメリットはそこではありません。ギター教室に通うこと自体が、ギターを継続するための後押しになる。これが1番のポイントです。

妻にうるさいと言われる、子供が夜泣きする、残業続きだ。妻にうるさいと言われる、、体力が落ちてきた、爪を削るのがめんどくさい。妻にうるさいと言われる。ギターを辞める理由はそこかしこに転がっています。そんなとき、「でも今日はギター教室だから、、しんどいけど行くか」。これがあれば、週に1度、月に3回、4回弾くことができるんです。これが本当に重要!この受動的にギターを触る時間に、私はどれだけ救われたことか。

本音を言うと、この効果に期待し「忙しいと言う理由でギターを辞めなくて済むように」という後ろ向きな理由が、ギター教室に通い始めたモチベーションの1つでもあります。そんな私を、レッスンとレッスンの間に一度もギターに触らず、教室に行ってから爪を磨く。そんなこともあった生徒を温かく指導してくれた猪居信之先生には感謝してもしきれません。私の目論見は、理解あるギター教師と巡り合うことで見事に果たされました。


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リズムに強くなる6つの練習方法

リズム感、という言葉は不思議なもので、生まれつき、だとか、センス、と言ったものに左右されるようにも捉えられがちです。しかし、まずは楽譜をきちんと読んで、楽譜通りに弾くこと。これか一番大切ですね。そのうえで、しっかりとした練習を積むことで、演奏技術としてリズム感は改善できると考えます。ここでは、音価に関しての知識はある、との前提で、リズムに強くなるための練習方法を紹介したいとおもいます。

楽譜はバリオスのワルツ第4番より引用、アクセント箇所はメトロを鳴らすタイミングを示します。

①メトロノームを正拍で鳴らして練習する
まずはこれができることが基本でしょう。楽譜はこうなります。まずはこれができることが基本となります。「楽譜通り」が頭に入っているならば無理にメトロをならす必要はないでしょうが、最初の基本は正拍で弾けることですね。
1_正拍の例


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ギターは体の一部? 脳科学からみる、人の体と道具の関係

※本記事は、2012年10月の記事の再投稿です※

毎日忙しいなぁ、なんて言ってたら髪の毛が伸び放題です。そろそろ散髪に行かないと・・。

ところで、この「髪の毛」は、あなたですか?あなたではないですか?
殆どの人は、「自分に決まっている」と言うでしょう。しかし、では散髪した後床に落ちている髪の毛を拾って同じ質問をされたらどうでしょう?この髪の毛はあなたですか?これはもう、自分ではないですよね。

私は昔からこの事をすごく疑問に思っていました。さっきまで自分だったものが、切られただけで自分でなくなることが不思議だったのです。そして、クラシックギターを弾くようになってこの疑問に拍車がかかるようになりました。なぜって、同じ事は髪の毛だけでなく「爪」にも言えて、クラシックギタリストと爪とは文字通り「切っても切れない」関係だからです。

クラシックギターを弾く人は、弦を押さえる左手の爪は短く切り、弦をつまびく右手は紙ヤスリを使って磨くわけです。右手の爪は、もうこれは自分の一部、まさに商売道具で丁寧に丁寧に磨きます。しかし、左手の爪は伸びてくると「邪魔だなー」てなもんでちょっきんです。そして、そんな左右不揃いな指先を見るにつけ、「自分と自分以外を分ける境界線ってなんなのだろう」なんて思うわけですね。磨いている右手の爪は「自分」なのに、切った左手の爪は、そこに落ちていて自分ではないのですから。

さて、話はクラシックギターのまつわる話に変わります。

学生時代のある時、私はジュリアーニの「大序曲」に取り組んでいました。この曲は、華やかで美しくて、しかもギターの性質をうまく引き立たせている素晴らしい曲ですね。私は、この難曲を弾き通せるようになったこと、しかも(当時の自分なりには)指が回って弾ける(と思い込んでいた)状態で、「俺もうまくなったもんだ」と要するに天狗になっていました。そして、ギター教室の発表会でいざ本番に臨むと、これが指が回らない。焦って弾けば弾くほどギターが遠くに行ってしまう感覚。確かに抱いているはずのギターが、「こんな取り組み方じゃ相手してあげないよ」と私を置いてどこかにいってしまいました。この残念で貴重な経験は、私に「いかにギターと一体になることが重要か」と言う課題を突きつけてくれ、その後の取り組み方を考える契機となりました。

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タレガのフォームとサロンの時代

先日、脱力に関する記事の中で、タレガフォームに言及しました。彼のフォームは、「右親指(p)が橈骨の延長に来るフォーム」になっており、怪我のリスクがあるのではないか、と。この話をする際に、頭に留めておく歴史的事実があります。タレガの時代、ギターはサロンで弾かれる楽器であったと言うことです。

タレガの演奏写真
フランシスコ・タレガ Francisco Tárrega は、1852年11月21日 に生まれ、 1909年12月15日に亡くなっています。そんな彼の、最も有名な写真が、現代ギター社のタレガ傑作選21の表紙にも採用されているこちらです。
タレガ傑作選21


この写真を見れば、「右親指(p)が橈骨の延長に来るフォーム」となっていることがわかると思います。しかし、タレガほどの人があのフォームを採用した、ということは、何かしらの合理性があったはずです。そのことには経緯を払った上で、歴史考証を踏まえ良い部分を踏襲し、時代にそぐわないとこよは進化させていかなくてはなりません。というわけで、彼の演奏を聞く人たちが一緒に写っている写真の方を見てみましょう。ClassicalGuitarAsiaより引用です。

Francisco_Tarrega_concert.jpg
どうでしょう、結構衝撃的ではないですか?部屋が狭い、どころの話ではなく、近くに立って耳を傾けているんですよ。写真撮影用に集まってる感も多少は否めませんが・・。この演奏に要求される音量や音色は、現代のそれとは違っていても不思議はないと思いませんか?

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