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猪居ギター教室レッスン(12/22)

猪居ギター教室レッスン(12/22)

この日は用事のため遅刻していったので、Tears In Heavenの一曲のみのレッスン。

○Tears In Heaven(Eric Clapton、佐藤弘和編)
・イントロ裏拍のシ(2弦開放)の音がメロディの邪魔をしないように弾くこと。ただし、音量を落とせばいいって話ではない。タッチを流す感じで音を出して、音量は出すが主張しない音にする。
・同様の音の出し方は、曲中のメロディ以外の音のところ全てで意識していく。
・イントロ(Lagrimaのモチーフ)から、気がつくとTears in Heavenが始まっていた、と言うようにメインに入っていく。
・低音の流れに気を配る。
・マイナー転調の前の6連符のところで、一度全てが崩れる感じ。ハーモニクスの後完全に空気を変えて、マイナー部分に入る。
・マイナーのイントロ直後の部分、私のイメージでは、怒りややり切れなさと言った、どろどろした感情を表したいと考えている。その感じを先生に伝え、そうするためにはどのようなタッチをするべきか話し合う。
・3連符が続くところでは、それぞれ頭の音(テヌートがついている)をしっかり強調する。
・その後の16分音符allargando(音を大きくしながら減速)の前でいったんp(ピアノ)の指示があることに注意。
・きらびやかになるところは、全部がうるさくならないように
・最後のrall.から6弦ミのフェルマータで一度曲を終わらせる。と、そこにLagrimaの旋律が思い出したように還ってくるようにするのがいいんじゃないですかと。確かに、そう弾くと最後が劇的にドラマティックになった。

この曲のレッスンでは、自分のイメージ・伝えたいこと・やりたいことを普段以上に明確にしてレッスンに臨むようにしています。そして、客観的にみたときにそのイメージがおかしくないかや、それを伝えるにはどのように演奏するべきかを学びたいと考えています。
普段のもっとクラシックな曲だと、そもそものイメージや構成が固くて自由度が少ないと思うので、この曲をうまく利用して普段できないことを吸収したいですね。
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猪居ギター教室レッスン(12/15)

猪居ギター教室のレッスン(12/15)

○Adelita(F.Tarrega)
・Adelitaは女性の名前と言われていますが、どんな人だったんでしょうね、と言ったお話。猪居先生曰く、「Tarregaはかなりモテたでしょう、こんないい曲かけてあんなに渋くて。と言うことは・・」あとは推して測るべし。
・各小節2拍目アクセントを強く出しすぎない。アクセントは「意味を持たせる」ことであって、大きく弾くと勘違いしないように。
・4小節目の「シミソシ」のフレーズに関して。私はアルハンブラの想い出の最後「ラミラド♯ミラ」を順番に弾いていく箇所を直感的に思い出したので、違う弦を使って和音が残るように弾いていた。しかし、ここは和音を遺さずに演奏した方が旋律感が出てよいのではないかと指摘される。確かにその方がこのメロディアスな曲にはあっているし、クレシェンドも表現しやすいと思う。そちらに変更。
・Emajorに転調するところ(17小節目)で、転調したイメージを分かりやすく提示する。
・19小節目のセーハ9と20小節目のセーハ7に関して。セーハ9で6弦まで押さえておいて平行移動するか、それともセーハ7で6弦まで押さえなおすか。ここはもう少し試行錯誤しようと思う。
・22,23小節目のリズムが曖昧→しばらくはフェルマータとrit.をせずに、インテンポを染み込ませよう。
・23,24小節目のB7→Eへの解決。ドミナントは「緊張」であて、「強く・大きく」ではない。ここで音を大きくしてしまうと全体の流れが悪くなる。音の響きで緊張を出せるように。

○Tears in Heaven(Eric Clapton)
・先生もこの曲レッスンするのは初めてと言うこと。
・イントロから始まって、転調部分、マイナー部分、最後きらびやかにと色々な箇所があるが、それぞれのイメージわけがまだできていない。私自身もイメージ付けが曖昧なため先生に説明しきれていないし、先生のイメージを受け取るにも、納得できない箇所があったりする。全体的にもっと噛み砕く必要がある。
・全体的に、出したいところを出すには控えめのところを作らないといけない。
・メロディを歌わせるためには、他の音を控えめに。元々歌唱曲なので、メロディがどれかはわかりやすい。
・伴奏を落とした場合も、低音はしっかり存在感のある音を保って全体を支えてやる。
・最後の方音数が多くなるところで、全部の音をがんばりすぎ。音数が増えたことで勝手に盛り上がってきらびやかになっているので、無理せず自然に弾くように。
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猪居ギター教室レッスン(12/9)

猪居ギター教室のレッスン

・12/9
12/5にあった定期演奏会の話をする。私が自分のミスに関して反省の弁を述べていると、こんなことをおっしゃってくださいました。
100%間違えないけれど何も伝わってこない演奏が一番つまらない。それなら、ミスがあってもやりたいことが伝わる演奏の方が何倍も素晴らしい。あなたの演奏はやりたいことが出せているからよかったよ、と、まぁそんな感じです。
猪居先生に習いだして長いですが、そう言うところが好きで習い続けているのかも知れないなぁと今さらながらに思いました。

ただ、音楽表現以外で聞き手の心象を損ねるミスと言うのはやはり避けたい、と言う思いはありますので、そこを自分なりに補正してミスのない演奏を心がけたいと思います。実際の所、クラシックギターと言う楽器はピアノなどと比較してミスしやすい楽器であるとは感じていますが、そこに胡座をかいていたんじゃいけない。

私として、ミスを減らすための方法は、・ミスしない運指を選ぶ ・どうしてもミスするかもしれない運指を含む箇所を徹底的に反復練習する の二つだと思っています。それって結局は、選曲と練習時間の兼ね合いになってきますが、前回の発表会では曲目を決めるのが遅くて十分な練習時間がとれなかったことが大きな反省点でした。

と言うわけで、今回は12/9のレッスンですでに春の発表曲を決定しました。
一曲は、"Tears in heaven(佐藤弘和編)"にします。もう一曲は先生と相談し、Lagrima繋がりと言うことでAdelita(F.Tarrega)にしました。

この日は全体の音をさらって、音の間違いがないかなど基本的なことでおしまい。
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プロフィール画像

プロフィール画像を設定していなかったので、追加してみました。

一番格好いいものを、、と思って過去の写真を色々探した結果、とある結婚式で演奏したときの写真にしました。


・・そうです、自分の結婚式です(゚∀゚)

自分らしい演出を何かしたいなぁと考えていたときに、とあるギタリストの方に「新婦入場の音楽を自分で演奏した」と言う話を聞き、これしかないと思って私も準備しました。妻も妻のお父さんも快く承諾してくれたことに感謝です。
曲は、ワーグナーの結婚行進曲にし、編曲も自分で行いました(相当緊張するだろうと思ったので、簡単めの編曲に)。当日、演奏はそれなりに上手く弾けました。しかし、妻とお父さんの歩みが想定以上に遅く曲が足りなくなってしまい、最後はコードを適当に弾くことになってしまいました。懐かしい想い出です。

この演出、私自身の友達はスルーする人かつっこむ人がほとんどでしたf^^; どっちかと言うと妻の友達に評判がよかったようです。

とまぁそんな想い出の写真を、一番自分らしいかなぁと思ってプロフィール画像にしてみました。
あのころが一番輝いていた・・なんてならないように、家族もギターも大切にしていきます。
※今はプロフィール写真を変更しています。
あしゃお
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猪居ギター教室 定期演奏会

12/5に、猪居ギター教室の第48回定期演奏会に出演しました。聞きにきてくださったみなさまありがとうございました。出演者のみなさまお疲れさまでした。猪居先生、日頃の指導のみならず、当日の運営までありがとうございました。

私自身は、楽しんで演奏することができました。ただ、なめらかに曲を表現できるようになるまでに一曲目の半分くらいまでかかってしまいました。出だしの集中力が課題です。
あと、ネックが少し前に出てしまい弾きづらくなってしまいました。演奏を始める前に、姿勢をより正確に調整できるようになりたいと思います。   ・・と言うことは実際には、集中力の問題と言うよりも、弾き始めるまでに弾きやすい体勢をきちんと作れなかったことの方が問題かも知れません。

演奏は後日アップしたいと思います。


#演奏も楽しいですし、その後ギター好きが集まっての打ち上げはまた楽しい☆
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小玉紗瑛さんテレビ出演

前回の記事で紹介した、猪居ギター教室で同門の生徒さんである小玉紗瑛さんが12/2の「朝日放送 がんばれ!元気ッズ」で特集されてらっしゃいました。紗瑛ちゃんは、小さいときから自分の音楽を表現しているのに感動して聞いていました。これからのますますの活躍に期待です!

ただ一点、テレビを通すことで紗瑛ちゃんの美音が少し単調になってしまっていたのが残念でした。クラシックギターに限らず、音楽は生が一番ですね。


#忙しかったせいで放送の前に紹介できなかったのが心残りです。。
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