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[傾向と対策⑤] 第44回ギター音楽大賞 上級部門 演奏曲目

※この記事ではコンクールに関する少し繊細な部分に触れることになりますが、入賞された方はもちろん、入賞を逃された方/審査員/運営等すべての方への非難は一切目的としていないことをご理解いただいたうえでお読みいただけると大変ありがたく存じます。※

先日4/27に行われました第44回ギター音楽大賞 上級部門の演奏曲目と受賞者/受賞曲を紹介します。
(同日に行われました、一般部門の記事はこちら


第44回ギター音楽大賞 上級部門 出場10名
2019年度より新設。
・予選(録音審査):ベネズエラ風ワルツ No.2 A.ラウロ
 ※初年度にかぎり、過去5年間の一般部門で入賞したものは予選を免除
・当日は自由曲の演奏のみ。演奏順は当日の抽選にて決定

〇入賞者および演奏曲目 氏名の前の数字はエントリーNo.(50音順)を示す
金賞   2. 阿高 寛帆さん: ギター讃歌 E.S.デ・ラ・マーサ
銀賞   3.今津 彩子さん: あるタンゲーロの死に寄せる哀歌 第2、3
銅賞   5.蔵本 浩史さん: メヌエット op.11-6、コンポステラ組曲より プレリュード F.モンポウ
奨励賞  1. 麻尾 佳史  : カプリッチョ F.クレンジャンス
奨励賞  9. 徳永 大地さん: アッシャーワルツ N.コシュキン

以下、他の演奏曲目
朱色の塔 I.アルベニス
セビリアーナ J.トゥリーナ(2名)
BWM1006a プレリュード J.S.バッハ
3つのメキシコ民謡 I,II,III M.M.ポンセ

審査委員長 猪居謙さんの講評。
普段からホールを意識した練習を。指と爪だけで音をだすのでなく、腕や肩、全身で音を響かせる意識を。とのことでした。これは今の私の大きな課題の一つだと思います。

金賞を受賞された阿高さんの演奏曲ギター讃歌。作曲は暁の鐘で有名なデ・ラ・マーサです。私、この曲知らなかったんですよ。今回のエントリーで曲名を知って確認したレベルですが、美しい曲ですね。ポンセの「3つのメキシコ民謡」も知らなかった。舞台袖で演奏を聴きましたが、これもいい曲で、いい演奏をされていました。しかし、私の弾いたクレンジャンスもめちゃくちゃいい曲ですよ!今のところなぜかYouTubeにも見当たらない隠れすぎた名曲なので、また演奏を公開したいと思います。


審査員の方とお話ししたときに、「演奏者の体調はもちろん、演奏順や客の入り方などで結果が変わるような、同じ人同じ演奏曲で次の日にもう一度審査したら順位が変わるような接戦でしたよ」とのお慰め?の言葉をいただきました。でも逆に言うと、そこにこそ埋められない差があるようにも感じるんですよね。。というわけで、今回は何を書いても悔しさが先行してしまうため、純粋な曲目紹介でこのまま終わります。

過去の傾向と対策シリーズ
傾向と対策④ 第44回ギター音楽大賞 一般部門 演奏曲目
傾向と対策③ 第43回ギター音楽大賞 一般部門 演奏曲目
傾向と対策② 第42回ギター音楽大賞 一般部門 演奏曲目
傾向と対策① 第41回ギター音楽大賞 一般の部 演奏曲目

[傾向と対策④] 第44回ギター音楽大賞 一般部門 演奏曲目

※この記事ではコンクールに関する少し繊細な部分に触れることになりますが、入賞された方はもちろん、入賞を逃された方/審査員/運営等すべての方への非難は一切目的としていないことをご理解いただいたうえでお読みいただけると大変ありがたく存じます。※

先日4/27に行われました第44回ギター音楽大賞 一般部門の演奏曲目と受賞者/受賞曲を紹介します。

今年の特徴をあえて挙げるならば、2つ。金賞銀賞が「エチュード」で占められたこと。銅、奨励賞の演奏曲目は他の演奏者と重複していたこと。

実は、最近になってようやく私が実感できるようになったことがあります。楽譜の解釈/理解に基づいた演奏と、耳や指で覚えた演奏には違いがある。ある種通説であるこの事実を、自分の感覚として分かるときが出てきました。それからは今まで以上に、音楽が楽譜から始まることの素晴らしさと怖さを胸に刻んで楽譜に向き合うようにしています。これは、気持ちの昂ぶりに従って弾くこととは矛盾しないと思うんですね。

エチュードや定番の重複曲から受賞曲が出る、こういったある意味当たり前の結果を受け止めるにあたり、曲の解釈/楽譜との向き合い方を改めて考えることが重要なのではないかと感じました。

一般部門審査員長 足立由香里先生の講評としては、基礎練をしっかりすること、自分の楽器の音の大きさを知ること、というポイントと合わせて、「表現しようとしてリズムを崩しすぎず、節度をもって」というものがありました。これは「あくまで楽譜を忘れないでください」ということに帰す類のものだと私なりには解釈させていただきました。


第44回ギター音楽大賞 一般部門 出場26名
〇入賞者および演奏曲目(氏名の前の数字は演奏順を示す)
金賞  25. 太田 俊彦さん: エチュード第8番 G.レゴンディ
銀賞  19.志間 史崇さん: エチュード第1番、第11番 H.ヴィラ=ロボス
銅賞  24.中村 文さん:  アラビア風綺想曲 F.タレガ
奨励賞  2. 田中 かすみさん:プレリュード第1番 H.ヴィラ=ロボス

以下、他の演奏曲目

リュート組曲 BWV997 プレリュード J.S.バッハ(2名)
澄み切った空 Q.シネシ
パッサカリア S.L.ヴァイス
マルボローの主題による序奏と変奏 Op.28 F.ソル
リブラ・ソナチネよりフォーコ R.ディアンス
フーガ BWV1000 J.S.バッハ
そのあくる日 R.ゲーラ
ワルツ第3番 A.バリオス
母の涙 J.O.ケイロス
アラビア風綺想曲 F.タレガ
グランワルツ F.タレガ
スペイン風セレナーデ J.マラッツ(タレガ編)
カヴァティーナ組曲よりプレリュード、ダンサ・ポンポーサ A.タンスマン
ギターのためのソナタより第1楽章、第4楽章 A.ヒナステラ
タレガ賛歌 ガロティンとソレアレス J.トゥリーナ
ワルツ ホ長調 Op.32-2 F.ソル
サパテアード R.S.デ・ラ・マーサ
BWV998 プレリュード J.S.バッハ
乙女の祈り T.バダジェフスカ
大聖堂より第2、第3楽章 A.バリオス
プレリュード第1番 H.ヴィラ=ロボス
ヘンデルの主題による変奏曲 M.ジュリアーニ

※この第41回ギター音楽大賞から始めたこのシリーズ、見てる人いるのかなぁ、と思っていたら、なんと今44回の入賞者の方とご挨拶したときに「ブログの演奏曲目見ました」と言っていただけました。いや、嬉しかったです。

過去の傾向と対策シリーズ
傾向と対策③ 第43回ギター音楽大賞 一般部門 演奏曲目
傾向と対策② 第42回ギター音楽大賞 一般部門 演奏曲目
傾向と対策① 第41回ギター音楽大賞 一般の部 演奏曲目

奨励賞をいただきました。

4/27(土)に大阪守口市で行われました第44回ギター音楽大賞の上級部門に参加し、奨励賞を頂くことができました。
コンクールに出るようになって4年、これで4年連続4回目の奨励賞となりました・・。

いや、もちろん奨励賞をいただけたこと自体は嬉しく、喜ばしいことなんです。けれども、今回は一番好きな曲を、自分で納得がいくレベルで演奏ができたので、金賞とは言わなくても銀賞か銅賞には入りたかったな、、と正直に言って悔しさが残りました。

それとは別に、とても嬉しいことが2つありました。1つは、演奏を聴いてくれた後輩が「コンクールでどうなのかはわかりませんが、コンサートなら私にとっては一番の演奏でした。」と言ってくれたこと。もう1つは、初めてお会いする方に、「ブログを見て音楽大賞の演奏曲目まとめを参考にしました」と言っていただいたこと。自分の活動が誰かに届く。これほど嬉しいことはありません。

コンクールで上位に入ることが目的と化してしまわないよう自戒しつつ、自分の足りないところを補い、いいところを伸ばす気づきとなるようコンクールを活用したいと思います。とは言え一方で、そのような甘い考えでとれるほどぬるいコンクールでもない、ということも肌で感じる機会となりました。賞を取るための演奏/曲と、自分のやりたい演奏/曲を一致させることができるのか。コンクールに挑戦し始めてまだ4年、諦めるほど頑張っていない、できることはまだまだあると思うので、もう少し頑張ってみます。

(でも最近このコンクールのレベル上がりすぎじゃないかなぁ・・)おっと心の声が漏れてしまった。

麻尾

好きな曲を演奏できる喜び

いよいよギター音楽大賞が今週末に迫ってきました。

演奏予定であるカプリチオ(クレンジャンス)は、長い間演奏し続けている曲で、組み立てたり解体したり。意図せず壊れてしまったり、迷走したり、と繰り返してきましたが、残された時間で現時点の方向性をまとめ、いいステージにしたいと思います。

正直結果を気にして選曲に迷いましたし、申し込んだ後もこれでいいのかな、と思ったりもしました。しかし最近は、好きな曲を大事な舞台で弾ける喜びが大きくなりつつあり、いい気持ちで当日を迎えられるのでは、と期待しています。

ストレス反応の正体を知る ~舞台での緊張に備える方法~

個人的ブログ強化月間ということで、「ストレス反応の正体を知る」と題し昨日のブログの続きです。


外界からの刺激によりストレスを感じると、人間は「闘争-逃走反応(Fight-Flight Response)」というと呼ばれる反応を示します。これは、人間がまだ自然界に生きていたころからの名残で、動物が天敵と出会ったとき、身を守るため戦う、あるいは逃げるという行動を取りやすくするための反応と考えるすると理解しやすいものです。

例えば、演奏活動に影響するものを取り上げると、
呼吸:酸素を取り入れるために速まる
心拍:栄養と酸素を含んだ血液を全身に送り出すため、早くなる
末梢血管:闘って傷を負った場合に備え収縮し、手足が冷たくなる

もちろん、ストレスによる反応は悪いことだけではありません。このような反応を起こす大元は、副腎皮質から分泌されるアドレナリンです。アドレナリンは、ドーパミンなど他の脳内物質分泌のきっかけにもなり、注意力や集中力が増す、と言ったことが挙げられます。しかし、どうしても悪い方に目が行きがちですよね。このストレスによる反応には、困った悪循環があります。

脅威を認識する
⇒闘争-逃走反応が起こる
⇒身体の緊張反応が起こる
⇒緊張反応を新たな脅威と認識する
⇒闘争-逃走反応が起こる
⇒身体の緊張反応が起こる
⇒緊張反応を新たな脅威と認識する
⇒・・・

さらに問題を大きくするのは、脳が外的脅威と内的脅威を区別しないという性質です。このため、「こないだの演奏会では見事に失敗したなぁ・・」と言った悪い記憶や「今日失敗したらどうしよう・・」という将来への不安も、闘争-逃走反応が起こる要因の一つととなりえるのです。

舞台での緊張に対処する第一歩は、このような反応が起こることを悪いとは捉えず、起こって当然と認知すること、そして、ストレス反応の悪循環を断ち切ることです。そのうえで、緊張を和らげるためのアプローチと、緊張した状態でパフォーマンスを出す準備を適宜織り交ぜる、ということですね。

緊張を和らげる直接的な方法には、例えば「筋弛緩法」と呼ばれるものがあります。わざと筋肉を収縮させ、そのあと弛緩させることで緊張を和らげる、というものです。これは職場ストレスなどへのメンタルヘルス対策としても有効なものですので、興味がある方はぜひ調べてみてください。

緊張した状態でのパフォーマンスを上げる練習として一例を上げると、本番で演奏したいテンポ設定に対して①速いテンポ ②正しいテンポ ③遅いテンポ それぞれで演奏できるように準備をする、という方法があります。舞台で緊張してしまうと、心拍もあがりテンポも自然と早くなってしまいます。それに対処するには、①速いテンポになっても指がもつれないよう練習をしておく。

ここまではある種普通の練習です。ここから先がさらに重要なのですが、本当は②正しいテンポで弾きたいのですから、敢えて手綱を抑えて遅く弾くよう意識しなければなりません。これが、その練習していないと案外難しいんですよね。指の動き任せて曲を記憶していると、遅く弾こうと思うと逆に難しくなって止まってしまう場合があります。そこで、思っているより③遅いテンポで演奏する練習が効いてくるわけです。


人前での演奏を目標の一つに置いている人は、演奏面でのスキル向上だけでなく、メンタル面での状況分析と改善策を持つことが非常に有用ではないか、と思います。


参考文献:
メンタルヘルス・マネジメント検定試験公式テキスト 第4版(大阪商工会議所)
自分でできるマインドフルネス(マーク・ウィリアムズ、創元社)
もっと音楽が好きになるこころのトレーニング(大場ゆかり、音楽之友社)

PS:こんな偉そうに書くとお前何様やねん感がでますが、私も舞台では普段からは考えられないミスをしてしまいますけどね。。

関連記事:
上がり症で困っているあなたへ 舞台での緊張/度忘れに備えるための対策まとめ

バイオフィードバック

バイオフィードバックという言葉をご存知でしょうか?

脳波や血圧のような、通常人間が自分でコントロールできない体の働きに関し、フィードバックを与えることで制御することを言います。

私がこの言葉を知ったのは、池谷裕二著「進化しすぎた脳」(講談社ブルーバックス)です。
以下、P349より引用します。

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意識的に脳のゆらぎ状態を変えたいときに、いちばんのキーポイントは、自分の脳波の状態を把握できるかどうかだよね。血圧を例に考えてみればわかりやすい。意識的に血圧を下げたいと思ったとき、自分の血圧値を知らなければ、血圧を下げることはできない。血圧を調整しているのは自律神経系だよね。自律という名前がついているように、意識ではコントロールできない独立した神経系だ。本来であれば、「血圧よ、10下がれ」と念じたって血圧は下がりっこない。でも、血圧を測定して現在の血圧を常に目の前に表示させてやると、血圧を下げたり、上げたりすることができるようになる。これをバイオフィードバックという。つまり、自律というのは「フィードバックがない」という意味なんだよね。フィードバック、つまり、血圧値を本人に知らせるというシステムを作れば、血圧でさえも意識でコントロールできる。もはや、自律神経系ではなくなる。
脳波も同じで、「いまアルファ波が出ています」「いまは出ていません」って逐一教えてやると、きちんとアルファ波を出せるようになる。最近では、こうした知見をもとにして、全身まひの人が脳波を使って車椅子をコントロールしたり、コンピュータ画面のカーソルを動かして文章を入力できる技術も開発されている。脳波は訓練すればコントロールできるってわけ。
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さて、こうなってくると、楽器演奏者として気になることがありませんか?そうです、心拍です。舞台で緊張したときにどきどきして、拍が速くなってしまうのはどうにかならないのか。

結論として、心拍がバイオフィードバックの対象として制御できる、と主張する研究者はいて、論文も発表されているようです。
私としても、少なくとも自分の心拍がだいたいどのような値で、どういったときにどれくらい変動するのかを知りたい、と思うようになりました。

というわけで、今は、Xiaomi Mi Band 3 という活動量計をほぼ常に装着しています。割引セールで$30程度で購入しました。腕時計みたいな感じでつけておけば、歩数や心拍も計測することができます。さらには、時間を表示したり、スマホと連動して電話やメールの着信を知ったりすることもできるなかなかの優れものです(これ以上書くと単なるMi Band 3の宣伝になるのでここでは割愛)。

その測定結果だと、寝ているときや安静時の心拍は55~56くらい。平均心拍が70~80程度で、歩いたり何か運動したりすると簡単に90や100を超えてくる、と言った感じ。私はアスリートではないので全体的に少し低く出すぎているようにも感じていますが、ここで重要なのは絶対値というよりは相対値、どのように変動しているかですね。

さて、先日4/7にギター教室の演奏会に出演してきました。その1hほど前からこまめに測定をしてみるとですね。80強くらいまで上がっているんですよ。自分では大きな緊張を感じていないにも関わらず、体は敏感に緊張し準備をしていたんです。今はまだ、フィードバックで管理をするところまではいきませんが、まずは第一歩として、自分の状況を知ること。現状を踏まえ、平常心で、曲のテンポなどをうまくコントロールできるようになりたいと考えています。

さて、それではそもそもなぜ緊張すると心拍は上がるのか。そういった話は、次回に。続く・・・のかな?

※2019/7/2追記※
ギターは体の一部? 脳科学からみる、人の体と道具の関係」でも、同著作の別個所の引用による記事を書いていますので、よろしければお読みください。

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Le Grand Tango

曲紹介カテゴリのページに関し、あまり更新できておりませんでした。このブログを始めた当時はYouTubeに公開されている動画が適切なものかどうかがわからず、非公式な(≒正当な報酬を得るべき人にとって不利益となる)動画を共有することは避けたい、との思いがあったためです。最近は、収益化に関して透明性が増してきていますので、ぼちぼち好きな曲の紹介もしていきたいと考えています。

というわけで、記念すべき再開初回は!どどどどーん!
Le Grand Tango(Astor Piazzolla)です。クラシックギターじゃないんかい、というツッコミはどんどんしてください。はい。

この曲は、もともとチェロの巨匠ロストロポーヴィチの演奏に感動したピアソラが、彼に献呈したチェロとピアノのための楽曲です。ただ、ロストロポーヴィチはこの曲に当時興味を示さなかったらしく、結局彼が初演したのは献呈から10年近く経ってからで、その時にはすでに彼の演奏家としてのピークが過ぎ去った後であった・・・。彼の一番脂がのった時期の演奏をぜひ聞きたかったものだ・・。なんて格好いいレビューは私にはできません(汗)。たしか、昔読んだ「アストル・ピアソラ 闘うタンゴ(斎藤 充正)」にこのような記載があったように記憶しています。

演奏としては、ヨーヨーマプレイズピアソラに入っているものが有名です。が、少しまとまりすぎている感があり、またノリがちょっとピアソラのものではなくなっているように感じます。ほかにはギドンクレーメル「ピアソラへのオマージュ」収録のバイオリン版も有名です。この演奏、私は大好きでしょっちゅう聞いています。とはいうものの、バイオリンで音が高くなっているので、ピアソラ本人が意図した重厚感とはまた違うのかもしれない。というわけで、今回紹介するのは、下記ダブルベース(コントラバス)とピアノによる演奏です。

ウルグアイ出身でスペインを拠点にしているダブルベース奏者、Diego Zechariesさんの演奏です。(名前の読み方がわからん・・)



この曲、大学のギタークラブ現役時代に、「合奏でやりたい!」と主張したのですが、全く賛同が得られなかったのも良い思い出です。笑

こんなマニアックな曲ですが、さらにマニアックなことに、ProArte Guitar Trioというトリオがなんとギター三重奏版!をCDで録音しているんですよね。こちらです。どっかで音源聞けるいいんですけど・・。私はCD音源持っていますけど。いつか、有志によるギター重奏も聞いてみたいと願っています。「来たるべきもの」のギター二重奏で素晴らしい編曲もあるので、これも不可能ではないと思ってるんですけどね。何かの間違いでアサド兄弟とかやってくれないかな。。

プロアルテの粗悪品?偽物?にご注意を

クラシックギターの弦には色々な種類がありますが、私はここ数年Daddario(ダダリオ社)のProArte(プロアルテ) ノーマルテンションを使用しています。たまに他の弦を試すこともありものの、結局プロアルテの響きが今使用している野辺ギターに合っていて、そのまま使い続けている状況が10年ほど続いています。

一般的な評判でいうと、プロアルテは調弦が安定する、弦自体は特徴が少なく、その分弾き方やギターの違いを活かすことができる、というった感じ。入門者から耳の超えた人まで幅広くカバーできる良品です。

ところが、そんなプロアルテの品質が突然悪くなった!という話を聞いたのは、年が明けてからレッスンに伺った猪居ギター教室。「調弦も合わないし、音も悪くて使えないから、よかったら試して感想聞かせて」ということで、プロアルテノーマルのEJ45を1セットいただきました。

通常品と違うところとしては、
① 3弦Gの色がなぜか白濁している。
3弦比較


② 弦が2弦ずつまとめて丸められている。
2本ずつまとめられている


③ 肝心の音が違う。立ち上がりが悪く、全体的にべちゃつく。控えめに言って使えない。(汗)

プロアルテ本社に直接メールで問い合わせたところ、「不良品だから替えを送るわ」とのことで、届いた弦は上記3点とも問題なくクリアしていました。つまり、① 3弦は透明で、② 弦は1弦ずつ丸められており、③ 音も今まで通り、安定したいい音。

そうこうしているうちに、プロアルテの模倣品が出回っている、という情報を入手しました。パッケージ内のナイロン袋に書かれているS/N(シリアルナンバー)から、製品が本物かを確認することもできるようです。私の入手した粗悪品では、「正規品のS/Nではあるものの、すでに登録されています。すでにあなたが登録したのでないならば、模倣品を入手された可能性があります。模倣品業者は、過去の有効なS/Nを使うことがよくあります」といった感じのメッセージが出ました。

現状では、不良品だったのか、偽物(模倣品)だったのか、完全な判断はついていませんが、おそらくは模倣品であった可能性が高いと考えています。というか、プロアルテのこれまでの実績も含めてそうだと信じたい。

皆さんもお気をつけください。とはいうものの、パッケージではほぼ判別不可能です。さらにネットで購入となると、気をつけるのも難しいかも知れません。それでも、正規品を購入できたところから引き続き購入する、あまりにも安いところからは購入しない、などの自衛はできるかと思います。

また、封を開けて怪しい、と思えばS/Nを利用して正規非正規を調べることをお勧めします。ナイロンパッケージに書かれたQRコードを読み込めば、S/Nの入力まで済んでしまうのでそんなに手間もかからず、またダダリオへの通報、交換品要望もそのまま行うことができます(ただし英語です)。
※(2019/5/4追記) ※
模造品を販売している会社であれば、QRコードそのもの、あるいはその先のサイトまで模造していてもおかしくないないな、と後から気づきました。基本的にはパッケージ情報ではなく、ダダリオのサイトから該当のシリアル確認ページへ遷移するのが良いと考えます。具体的な識別方法の記事を投稿しましたので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
プロアルテ正規品の確認方法

※(追記終)※


元々いい弦を販売してくれているところなので、こんなことで評判が落ちるのは残念だと思い、今回記事にしました。最近質が悪くなった、と思われた方はもちろん、初めて購入し「大したことないな」と思われた方は、ぜひ正規品であるかの確認、入手をしてみてください。

上がり症で困っているあなたへ 舞台での緊張/度忘れに備えるための対策まとめ

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ブログ改修作業ラスト 独自ドメイン取得とSSL化

ブログ改修作業もおおよそ終わりに近づきました。

やったこと
① FC2の有料プランに加入
② FC2で有料プランのさらに有料サービスで独自ドメイン asao-guitar.com を取得
③ 従来の無料ブログから独自ドメインへの転送を設定
  このとき、無料ブログはSSL対応せず、有料ドメインのみSSL対応とする
④ リンクチェッカでリンク切れを確認、修正

この対応で、ブログ内外から既存ブログへのリンクを保ったまま、新URLへの転送が可能となっていると思います。
今のところ、SSLへは302リダイレクト(一時転送)としており、1か月程度様子を見て問題なければ、301リダイレクト(恒久転送)へ変更する予定です。※変更しました、特に問題なく転送できていそうです。

また、ブログ改修とは直接無関係ですが、下記も行いました。
⑤ Google Search Consoleに登録
⑥ Search Console と Google Analytics を連携
実は、FC2ブログのSSL対応前後から、FC2IDでのアクセス解析で検索エンジンにまつわる機能がうまく確認できなくなっていました(SSL化と関係あるかは、厳密には未確認ですが)。FC2アクセス解析の使用方法を改善するよりも、Google提供の解析システムと組み合わせたほうが手っ取りばやい、との判断です。今のところ、順調に使用できています。

というのは強がりでして、、実際には、旧ブログでSearch Consoleに登録した後で新ドメインへの移転作業をしたため、インデックス登録などに無駄な時間を費やした感は否めませんでした。。

簡単ですが、もし似たようなことを検討されている方がいれば参考にしてください。本記事をもとにキーワードをググれば、もっと詳しいサイトがたくさん見つかります。もちろん、コメントいただければわかる範囲で回答します。

猪居定演に出演してきました

昨日4/7(日)に、お世話になっている猪居ギター教室の第57回定期演奏会に出演してきました。

悪くない演奏はできたと思いますが、もう少し自分に期待したいところもありました。また、周りの方の演奏からも刺激を受けました。また新たな気持ちで練習を頑張れそうです。まずは今月末のギター音楽大賞を目標に、もう少し頑張ろうと思います。

主催の猪居先生、賛助/協賛のみなさま、演奏者の皆様お疲れ様でした、お世話になりありがとうございました。