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BLUE (家高毅)

※本記事2010年9月8日に投稿した記事の加筆再投稿です
このサイトを作ったきっかけの一つである、家高毅さんの"BLUE"の演奏投稿、および彼についての記事を一つにまとめてみます。私も、彼が歩みを止めた年齢に近づいてきたようです。X JapanのHideの年齢を超えたときも不思議な思いがありましたが、家高さんの歳に追いつきつつある、というのもなにか感慨深いものがあります。※


BLUE
ブルー
作曲者:家高毅


岬から見る、海と空の限りない青さをイメージして演奏しています。
元々はエレアコを用い、リバーブをかけて演奏されていますが、このような曲も、クラシックギターで演奏することで原曲とはまた違った優しさを表現できると思います。
原曲からはリピート数を減らして演奏しています。

残念ながら、この曲を書かれた家高毅さんは交通事故で他界されました。
幸運にも彼の残した曲を知ることができた一人として、彼の曲の素晴らしさを少しでも伝えていければと思っています。

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ギターがうまくなる魔法はあるか アナと雪の女王に見るエルサの本当の凄さとは

Let it go 〜ありのままで〜 で一斉を風靡したディズニーアニメ「アナと雪の女王」では、雪の女王ことエルサが使う雪の魔法は、多くの子どもたちを虜にしました。スケートなんか楽しそうだし、雪だるま作れるとか素敵やん?そしてなによりも、これから自分は自由になるんだとの気持ちで歌い上げるLet it go、そこで雪のお城を建てるシーンは圧巻です。

エルサの魔法凄い!お城が建てられるなんて! ・・いやいや、ちょっと待ってください。雪を自由に発生させる魔法が使えるようになったところで、普通はお城は建てられないです。エルサが凄いところは、魔法が使えることではないんですよ。

あなたは、手から雪を出せるようになったとしてお城を建てられますか?

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Androidで使える楽譜リーダー MobileSheetsPro紹介

※以前紹介した楽譜リーダ MobileSheetsProを、改めて取り上げます。後半は、サイズは大きくありませんが画像が多くなりますのでご注意ください。※

私は楽譜は基本紙推奨はです。理由は、似たようなフレーズの一回目と二回目の比較、と言ったことが簡単にできるから。とはいうものの、持ち運びが楽、ふとしたときに楽譜を確認したいという点では、電子楽譜リーダが圧倒的に便利です。iOS用には piascore という超定番の有名アプリがあるようです。私はAndroidを使用しているため、色々検索した結果MobileSheetsProというアプリを使用しています。

●MobileSheetsProをお勧めしたい方
・Android対応(普段持ち歩いている端末がAndroid)
・ふと思い立ったときに楽譜の確認をしたい
・公開レッスンや発表会などのとき、その場で楽譜を見たい
・実際のレッスンや譜読みの際は、現状の紙ベースでよい
 (というよりも、むしろ紙ベースのメリットは大きいと思っている)
・ファイルのバックアップand/orクラウド化は必須
 一度電子化を始めてから、不慮の事故で喪失するのはだぶん耐えられない。
・自炊(手持ちの紙楽譜の電子化)自体は別のソフトでも可
・楽譜の作成機能は不要(必要があれば紙の五線譜を使用)
・楽譜の再生機能は不要

●MobileSheetsProのよいところ
・「楽譜を見る」という基本的な機能を押さえている。
・無償版のMobileSheetsFreeは、MobileSheetsProの全ての機能が利用できる。
 登録できるソングが8つ、ブックマークが2つ、リンクポイントが2つに制限されるものの、使用感を試すには、MobileSheetsFreeで十分です。なお、8つを超えて楽譜を登録すると、古い楽譜が読みこめなくなるのでご注意ください。詳細は後述します。

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猪居謙 2ndアルバム ”Ricordi” 7月3日発売決定!!

※猪居謙さんの3rdアルバム収録曲、5つのバガデルに関する思い出話を加えて再投稿します※

猪居亜美さんが3rdアルバム「MEDUSA」でメジャーデビューすると先日お伝えしましたが、兄の謙さんも2ndアルバムのデビューが決まっています。と噂で聞いていたものの、亜美さんの件は情報があるのに、謙さんの方はどこにも情報がない・・。

と思っていたら、昨日の猪居信之還暦ギターリサイタルに、情報が書いてありました!

7月3日(水) New Albu,発売決定!!
猪居謙 2ndアルバム「Ricordi」
猪居亜美 3rdアルバム「MEDUSA」

情報は、以上です・・・。いや、もうちょっと何かあってもいいと思うんですけど!まぁ、楽しみに気長に待ちましょう。

お二人のジョイントコンサートも開かれるとのことで、こちらは平日金曜日ですが、時間が作られたらいきたいですね。
猪居 謙&猪居 亜美 CD発売記念ジョイントコンサート
日時:2019年7月5日
時刻:18:30開場、19:00開演
場所:あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール

※以下、6/25加筆※
猪居謙さんの「Ricordi」の情報が、fontecのサイトで解禁になっていますので、収録曲を引用します。

マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコ:悪魔の奇想曲
スタンリー・マイヤーズ:カヴァティーナ
セルジオ・アサド:エリの肖像、カリオカ幻想曲
西森久恭:イタリアの思い出に寄せる2つの小品
シモーネ・イアンナレッリ:「イタリアン・コーヒー(12の小品)」より V 一緒に最後のコーヒーを
ウィリアム・ウォルトン:5つのバガテル

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アラフォーギタリストの私がいまさらツイッターを始める5つの理由

このブログをご覧になっているかたには自明のことですが、わたくし、ブログをやってます。

ですが、mixiはほったらかし、ツイッターやってない、Facebookもたまにしか見ない、ラインやってない、と言う感じでして、実はネットのこちら側で完結してるタイプの人間です。

そんなアラフォーの私が、この度ツイッターを始めることにしました。その理由を5つにわけて紹介したいと思います。


①多くの方にブログをみてもらいたい
まぁ、発端は単純なものです。多くの方にブログを見てもらいたい。ブログ更新時に通知を出せば多くの方に訪問してもらえるのではないか・・。しかし、これは大きな理由ではあるものの、実は優先順位は低いんです。

私がブログを始めた理由は、。
プライベートで私を知った人に、自分のことを伝えたい。そして、そこを間口としてクラシックギターの良さを伝えていきたい。しかし、ブログを続けるうちに、もっと多くの人に自分のブログを読んでもらいたい、と思うようになりました。それに値する発信が、自分だから伝えられる内容があるのでは、と思うようになってきました。と言えば格好つけてますが、まぁ自己顕示欲ですわね。

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だから僕は音楽を辞めた

少し挑戦的なタイトルですが、これは私の気持ちではありません。

先日、ギター教室に向かうため車を運転していました。最近は、FM802を聞いています。昔は好きな曲をリピートでひたすら聞いていましたが、最近はDJの軽いトークを聞きつつ新しい曲に出会うのもいいなあ、というので、FM802を流しっぱなしにしていることが多いのです。その日も、何気なくラジオを流しているとですね、よくあるロキノン系?のような曲が流れてきました。「どうでもいい」とか「あんたのせいだ」とか歌っています。若者の曲って感じなのかな~、となんとなく聞いていました。それがこの曲。

ヨルシカ 「だから僕は音楽を辞めた」




この曲が、聞いていると、3分あたりでいきなり曲が変わる。いや、厳密には曲は変わりませんね。しかし、曲のエネルギーが変わることで、私には別の曲に変貌したように聞こえました。

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タレガのフォームとサロンの時代

先日、脱力に関する記事の中で、タレガフォームに言及しました。彼のフォームは、「右親指(p)が橈骨の延長に来るフォーム」になっており、怪我のリスクがあるのではないか、と。この話をする際に、頭に留めておく歴史的事実があります。タレガの時代、ギターはサロンで弾かれる楽器であったと言うことです。

タレガの演奏写真
フランシスコ・タレガ Francisco Tárrega は、1852年11月21日 に生まれ、 1909年12月15日に亡くなっています。そんな彼の、最も有名な写真が、現代ギター社のタレガ傑作選21の表紙にも採用されているこちらです。
タレガ傑作選21


この写真を見れば、「右親指(p)が橈骨の延長に来るフォーム」となっていることがわかると思います。しかし、タレガほどの人があのフォームを採用した、ということは、何かしらの合理性があったはずです。そのことには経緯を払った上で、歴史考証を踏まえ良い部分を踏襲し、時代にそぐわないとこよは進化させていかなくてはなりません。というわけで、彼の演奏を聞く人たちが一緒に写っている写真の方を見てみましょう。ClassicalGuitarAsiaより引用です。

Francisco_Tarrega_concert.jpg
どうでしょう、結構衝撃的ではないですか?部屋が狭い、どころの話ではなく、近くに立って耳を傾けているんですよ。写真撮影用に集まってる感も多少は否めませんが・・。この演奏に要求される音量や音色は、現代のそれとは違っていても不思議はないと思いませんか?

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ブログにまつわるエトセトラ

タイトルをみえてPUFFYの曲が思い浮かんだ人はたぶん私と同年代です。昭和生まれのあしゃおです。

5/17に、30日間のGoogle AdSenseのアカウント停止をくらいました、と言う記事を投稿しました。さて、それから30日が経ち、6/17に無事アカウントを復活します、との連絡を受けました。

その間に、下記対応を行いました。
・Google Publisher toolbarを導入しました。
これにより、自己クリック防止はもちろん、自分がサイドビューにカウントされることも避けることができます。ただし、スマホ用の対応が今のところはないのが難点。
・そのため、FC2ブログのアプリをダウンロードし、スマホからのアクセスなしに過去記事を確認できるようにしました。どうしても過去記事を開く必要がある場合は、PCからログインし対応する予定です。


この2点で必要な是正はできているはずですが、この場を借りて、不要な広告クリックはしないように改めてお願いしたいと思います。実名ブログの特徴上、本ブログの広告クリック=あしゃおの収益改善と言う意味では応援になるのですが、それはやってはいけません。広告主(出資者)と代理店(グーグル)のどちらにも意味のある情報が発信され、結果としてあしゃうもWin-Winの関係になる、というのが望まれる形です。広告主のメリットにならない行動は発生しないよう、改めて周知させていただければ、と思います。

とまぁ色々言いましたが、 AdSense広告を復活させるのはもう少し先にする予定です。知り合いのアクセスが誤差レベルになるくらいの検索流入を確保できるようになったころに、密やかに AdSenseを復活するつもりてす。

収益化はあくまで付属の結果であり、クラシックギターに興味がある方に有益な情報を発信する、と言う当初の目的を第一にこれからも更新していきます。今後とも宜しくお願い申し上げます。

松尾俊介先生 打ち上げ語録

昨日6/17に、松尾俊介先生のマスタークラスを受講してきました。その際のレッスン、受講曲に関する内容は別の機会に譲るとして、今日は打ち上げで面白かった内容を備忘をこめて記載したいと思います。

って、別に飲みながら話したアホな面白話ではなく、真面目に面白い話の方です。アホな話の方が気になる方は、直接松尾先生と飲みに行きましょう笑


・こうしたい、と言う思いがあれば、それに対するレッスンができる。しかし、こうしたいが伝わってこない、どうしたらいいですか、教えて下さい、と言う姿勢だと困る。正解なんてない、と言うか正解の演奏が仮にできるのなら、もうレッスンの必要がないのだから。間違いを恐れず、自分のやりたいことを出してほしい。


・そういう意味では、「先生がなんといっても、私はこう弾きたいんです!」という生徒が出てきたら、思ったとおり育てられたことになるのかな。でも、実際それを言われたらめっちゃ腹立つと思うけど。

・答えを提示することはしたくない。方向性を示すので、その後自分でその曲と向き合って膨らませて行ってほしい。


・松尾先生が初めて福田進一先生のレッスンを受けた頃のこと。最初に、重い、軽い、などの言葉をピアノ、フォルテの中にカテゴライズしていった。それがあなたの大切な個性だから大切にするように、と。
(あしゃお)これは、自分の音楽的立ち位置をするために大切なだけでなく、その象限を意図的にひっくり返すことで、昨日までの自分と違った表現をするチャンスかもしれない。例えば「重い=フォルテ」の感覚を持っている人は、「軽いフォルテ」と言う発想に転回することにより新たに得るものがあるのではないかと。


・(あしゃお)基礎連の時間と曲を挽いてる時間が逆転してくると、練習するために弾いているのか、何が目的でギターを弾いているのかわからなくなる。
→それは、ステージで演奏することがすべて。聞いてもらってナンボ。ステージを目標にすべき。松尾先生の場合、2時間の演目のリハをするのに使う時間は45分までと決めている。プロも愛好家も、演奏時間と練習時間の関係は、相似形をなしている。プロだからたくさん練習時間が取れるわけでは、決してない。


他にもあった気がしますが、けっこう飲んだので忘れました(+_+) とは言うものの、日本クラシックギター界を代表する方の話は勉強になるところが多く、大変に有り難い時間を過ごすことができました。

あと余談ですが、松尾先生の教え子で私も小学生のころから知っている方がマスタークラスに参加されていました。その方が今年20歳になったという事で、飲み会で一緒にビールを飲み、バカ話も含めて色んな話をしました。なかなか感慨深いものがありました。そら俺も年を取るわなー。。

クラシックギターのための、腕・手の脱力方法

クラシックギターの演奏時には、手を脱力できることが大切です。その理由としては、例えば下記があります。
・腱鞘炎や怪我を予防できる
・可動域が広がる
・なめらかな動きができる
・長時間の演奏時に疲れにくい

色々メリットはありますが、最も大切なのは、怪我予防であると考えます。そのためには、体の構造を学びましょう。ここで大切となるキーワードは、橈骨(とうこつ)と尺骨(しゃっこつ)です。このあたりは、市販の諸々の筋肉・骨格に関する書籍はもちろん、「音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと」も音楽家には大変参考になります。また、スポーツの観点からは下記サイトがわかりやすく、ご一読いただければ本記事とお互いに補完できる部分があると思います。
【コラム】腕を力まずスムーズに操るコツ(1) 橈骨を意識する(Team-PCS)


腕の脱力チェック方法
細かい話に入る前に、まずは今自分が脱力できているのか、チェックしてみましょう。以前福田進一先生に公開レッスンで教えていただきました脱力チェックの簡単な方法を紹介します。左手でやってみましょう。

1) 左手の手のひらを上に向けて、机などにおいてください。
2) その状態で、手の甲側の中指付け根(第3関節)辺りを、右手で上に向かって押してください。

このとき、脱力ができていると、手首が曲がると同時に、自然と指が広がり、下記のような動きとなります。元々閉じている指が、起き上がると同時に広がってくるのがわかるでしょうか。これは、意識して広げているのではないことに注意してください。
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脱力できていないと、そもそも手首が曲がりません。あるいは、手首は曲がっても指が広がってこない。この場合は、怪我、腱鞘炎の予防の意味も込めて、自身の腕の使い方を見直してみましょう。

脱力するための腕の使い方
では次に、脱力するための腕の使い方、メカニズムを学びましょう。

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