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継続は力

※2012/4/30の記事を修正再投稿します。なんだかんだとギターは続けていて、ブログも前より活発に更新しています。

7年前の自分に「なんとかやってるよ」と声をかけてあげたいと同時に、7年後の自分に「なんとかやってるか?」と聞いてみたい感じです。

そしてこのブログを読んでくれているあなた。大丈夫、趣味は続けられるし、もし何かあってもいつでもまた始められる。

続けることに意味があるだけではなく、続けようと思い続けることが背中を押すんです。もし止まったら、また始めたらいい。スキーにも、近いうちに必ず子供を連れていきます。※


昨日、会社の知人の結婚式で神奈川県は逗子へ行って来ました。
彼はジャズをずっとやっていて、CDも出しています。披露宴ももちろん、彼の作・編曲による音楽満載で、最高に楽しいものでした。

そんな彼が披露宴の最後の挨拶で言ったのが、タイトルである「継続は力」でした。この言葉を、彼は中学の時の恩師の先生に教えてもらい、それ依頼ずっと大切に思ってきたそうです。社会人になり、「継続」することの大切さ、そして難しさを改めて感じているが、今日ここにいるみんなとの繋がりを生んでくれた音楽を、これからも継続していきたい、そんな話でした。



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英語を喋られないなりに意思疎通する秘訣と、それでも勉強を勧める理由

昨日からアメリカに出張に来ています。おかげさまで初日の山を無事乗り越えたので、気分転換にブログを書こうと思います。

外国に来ると必ず遭遇するのが、言葉の壁ですね。私は英語は得意ではありません。が、必要最低限な意思疎通はできます。その秘訣(と言うほどでもない)を少しばかり共有したいと思います。

①わかったふりをしない
1番肝心なことは、わかるまで聞く、わかってもらうまで話し続けることです。わかったふりをしない、適当に笑って相槌を打たない。例えその場でバカにされても、長い目で見ると「わからないことをわからない」と言える人間の方が信頼されます。いや、実際のところ私が信頼されているかなんてわかりませんが、私ならわからないことにうなずく人よりも、ずっと食い下がる人の方を信じます。

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ノキアチューンとしてのグランワルツ

※ただいま、出張でアメリカはカリフォルニア州に来ています。昔出張中に記事を書いたことを思い出したので、その2011/1/16の記事を加筆再投稿します。この8年で、携帯電話の情勢も大きく変わりましたね。※


今、出張でシアトルに来ています。アメリカは広いですね。空いた時間にでギター屋さんにでも行きたいんですが、近くにはなさそうです。本屋さんに楽譜を見に行ったら、楽譜はほとんど置いてないところでがっかりでした。ドラゴンボールとデスノートは大量に置いてありました。MANGAすげー!

ところで、仕事用にこちらで使用する携帯電話を持っています。日本国内の携帯電話を海外に持っていってそのまま使えるサービスもありますが、それを使うと通話料が高いので、アメリカでプリペイド端末を購入した方が得策なことが多いです。では、機種にはどういったものがあるかご存じですか?

日本の携帯電話機種では、NEC・ソニーエリクソン・東芝・日立・パナソニックなど国内主要電機メーカ各社が凌ぎを削っているところにAppleのiPhoneが参入してきたような形になっていますね(投資効率を上げるために、裏では開発の協力体制をとって、ライバル社同士に同じ基板が入っていたりするのは別のまたお話)。アメリカでは、残念ながらこれら日本メーカの携帯電話は全く見られません。上位を占めるのはノキア・サムスン・LG・HTCと言ったところになります。韓国・台湾のアジア勢ががんばっていますが、それらを凌ぎ40%近い世界シェアを誇る業界最大手が、フィンランドのノキア社(Nokia Corporation)です。

この、世界で一番売れている携帯電話にプリセットされている「テレテンテン テレテンテン テレテンテン テン♪」という着信音は、実はフランシスコ・タレガによるクラシックギター曲 「グランワルツ」"Gran Vals" の旋律を使用したものなのです。この旋律はノキアのTVコマーシャルなどでも使用されていて知名度が非常に高いため、タレガによるギター曲の方が「ノキアワルツ」と呼ばれてしまうことまであるようです。


去年の夏、タケオ・サトーさんもリサイタルでこの曲の素晴らしい演奏を披露してくれました。その時の曲紹介で、タケオさんは「ノキアの携帯電話の着信音にもこの旋律が使われていますが、タレガが作曲したのが先だったのかノキアが作ったのが先だったのかどちらなのか私は知りません」と笑いを誘っていました。もちろん、タレガが先だとわかった上での冗談ですね。タレガが活躍したのは19世紀末から20世紀頭にかけてで、著作権の問題もないのでノキア社が使用したようです(参考)。

クラシックギターのきれいな旋律が、今も世界のどこかで流れていると思うと嬉しくなりますね♪

※2019/7/29追記
2011年には名前も上げなかった中国企業が躍進しており、xiaomi、huawei、OPPOといったメーカーが魅力的で安価なスマホを続々と展開しています。Nokiaは残念ながら携帯電話戦争に負けてしまい、私が元記事を書いた2011年を最後に携帯電話シェア1位の座から陥落していたようです。SymbianOSは姿を消すこととなります。

しかし、最近はNokiaの名を冠したAndroidスマホも存在感を再び発揮していますね。これらNokiaのスマホにもNOKIAチューンがプリセットされ、流れていたらいいなぁ、と思います。ちょっと機会があったら調べてみようっと。

最近物怖じしなくなってきた話

こう見えて、私は元来恥ずかしがりで、人前で何かをするのは大の苦手だった。いや、得意とか苦手とかそう言う次元の問題ではなく、不可能、とかそういう類の話だった。

なんてことを最近の私を知る人に言うと、全く信じてもらえない。適当だし、誰にでも話しかけるし、物怖じせず人前に出ていくタイプと思われがちだ(事実そう言う側面もある)。親父が夜勤だと言うと泣き、泊まりのキャンプに行くと熱を出して寝込んでいた面影は、そこにはないのだ。

なんて言うと、いやいや、そんなことはない。と妻は笑いながら否定してくれるような気もする。なんだかんだ、ウダウダぐだぐだ言って煮えきらない、面倒くさがりやの完璧主義者は、変わらないんじゃないの、と。はい、その通りなんです。でも、少なくとも表面上は奔放な人間になり、人前で何かをすることに抵抗がなくなった。実はそこには、数え切れない失敗と、涙ぐましい努力があったのだ。あったんじゃないかな。あったと言う話も聞く。

最近のギターの舞台では、もちろん緊張するときはある。けれども、緊張しすぎて自分がどこかに行くようなことは減ってきた。それは、色々緊張しないための方法を模索したことがいい影響を与えていると思う。けれども、それ以上に大きいのは、「結局自分なんで大したことない」と言う諦観とか、「ここで失敗しても命まで取られない」といった手前味噌な安心感によるところのようにも思う。思うに、若い頃は本来自分が責任を負うべき範囲を無謀に広げすぎていたということもできる。いや、正確に言うならば、負うべき範囲ではなく、負うことが可能な範囲というべきかもしれない。そんなとに気づいたことも含めて、なんの含蓄も薀蓄も含まない言い方をすれば、それら全てひっくるめて「経験」なのだろうか。

いま、そんな記事を書きながら、久しぶりの海外出張に向かっている。何が怖いかと言うと、昔は一泊キャンプの準備を何日も前から、それも泣きながらしていた男の子が、今や「パスポートさえありゃなんとかなるやろ」なんて言い訳しながらロクな準備もせず空港に向かっている、その事実なのである。

と強がってみたものの、最寄り駅についてから(ホンマにパスポート忘れてないかな・・)と鞄をゴソゴソしている自分を振り返ると、自分というものの本質は大きくは変わっていないようにも思うのだ。

と言うわけで、しばらくギターブログの更新が滞る予定です。余裕があれば一週間の出張中だけ旅行記ライクなブログを連載できたらいいな(初日の会議次第)。

やくざなバイヨン(ジスモンチ) ~デュオ アサド~

Baiao Malandro(やくざなバイヨン)
作曲: Egberto Gismonti
演奏: Duo Assad


ブラジルの誇る大作曲家ジスモンチによるやくざなバイヨンを、同じくブラジル出身の偉大なるギターデュオ アサド兄弟が演奏した、グルーブ感と疾走感の半端ない曲です。バイヨンと言うのはリズムというか、ダンスや民族音楽の名称です。でも、じゃバイヨンって何?、と聞かれると、説明に困りますよね。そんなとき、この曲のノリですよ、と言える曲の1つがこの「やくざなバイヨン」ではないか、とおもっています。

バイヨンはブラジルのバイーア州で生まれました。というか、バイーア州発祥だからバイヨンと呼ばれるようになった、という方が適切でしょう。さて、ブラジルのバイーア州、と言えば何か思い出す曲はありませんか?

そうです、我らがディアンスのサウダージNo.3ですね!サウダージNo.3には副題があり、「F.Kleynjans に捧ぐLembranca do Senhor do Bonfim (ブラジル バイーア州 ボンフィン教会のお土産に)」となっています(みんな知ってたよね!?)。若かりしディアンスがブラジルを訪れた際に、その思い出を曲にしたのがサウダージNo.3ですね。もちろんサウダージも、バイヨンに分類される曲です。ここで紹介した2つの楽曲、楽譜におこしてアクセント記号を書くと違うリズムになるのかもしれませんが、そこから導き出されるノリには確かに共通するものがあるように思います。それこそがブラジルの、バイヨンなんでしょうね。


冒頭で紹介したやくざなバイヨンは、その名も「ブラジルの魂」と言うCDに収録されています。アサドがアントニオ・カルロス・ジョビンに捧げた名曲ジョビニアーナなども収録されていて、非常にお勧めの1枚ですよ。

ところで、この記事を書いていて気づきました。ディアンスがこの曲を書いたのは1980年、1955年生まれのディアンス若干25歳での傑作です。それは知識としてあったのですが、その時本楽曲を捧げられたクレンジャンスは、1951年生まれでまだ20代の29歳だった計算になります。お互いに若いころからその才能を認め合っていたのですね。

クラシックギターで奏でる「風の詩」(押尾コータロー)

※2011/5/22の記事に楽譜情報を追加し再投稿します※
風の詩

作曲:押尾コータロー



押尾コータローさんの「風の詩」を演奏しました。

押尾さんって、タッピングやストロークを駆使した超絶テクのイメージが強いですけれど、特殊奏法なしでしっとり弾くこのような曲もとても綺麗に演奏されるんですよね。先日紹介した「プロローグ」なんかもそうです。彼はアコギで演奏しますが、クラシックギターでも響きを生かせる美しい曲だと思います。

古典のレッスンを受けたり現代曲の解釈をしたりと言うのもクラシックギターの醍醐味ですが、こんな曲を綺麗に奏でる歌心を全ての根底に持てるように大切にしたいですね。

以下楽譜情報です。

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Tears in Heaven (佐藤弘和編) 演奏紹介&楽譜にまつわる小噺

※2つの過去記事を1つにまとめ、追記修正をして再投稿します。※
Tears in heaven
ティアーズインヘブン

作曲:Eric Clapton
編曲:佐藤 弘和



E.クラプトンの名曲、Tears in heavenを演奏しました。佐藤弘和さんによる編曲です。
この曲は4歳で事故死してしまった息子を想いClaptonが作ったものです。子どもを失っても強く生きようとする気持ち。それでも襲いかかる、やるせなさや怒り。頭に浮かぶ子どもの面影。そしてそれら全てを包み込む大きな愛。そう言ったものが表われた素晴らしい編曲になっていると思います。楽譜は村治佳織ギターソロコレクションvol.2に掲載されています。

想いを込めて演奏したので、舞台の上で涙がこぼれそうになりました。言葉にならないことを、言葉にはできないこと託せるもの、それが私にとっての音楽です。

以下、楽譜に関する小噺を紹介します。

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FC2ブログのサブジャンル「ギター」で5位になりました。

趣味とは言え、目標を掲げよう

趣味で行っているクラシックギターですが、やはり何か目標やマイルストーンがあった方が張合いがあります。私にとっては大きく2つの軸があり、1つは演奏活動に関するもの。具体的にはギター教室の演奏会と、コンクール出場(と入賞)です。もう1つの軸は、クラシックギターの周知に関する、このブログと親和性の高い活動です。

演奏活動に関しては、数値化するのが非常に難しいですけれども、ブログに関しては数字で管理することができます。2019年5月に独自ドメインを取得以降は、自分なりの数値目標を掲げて更新を続けています。その方がゲーム感覚で続けられる、と言うつまらない理由ですけど、まぁどんなことでもモチベーションを作ることが大切。


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2016/10/29の池田慎司先生公開レッスンで教わったことまとめ

※2016/11/5に投稿した、池田慎司先生の公開レッスンに関するメモを、加筆再投稿します。

先日の福田進一先生のレッスンもそうですが、公開レッスンは自分で受講することはもとより、他の方へのレッスンも非常に勉強になり、またモチベーションアップにも繋がります。皆様機会がありましたら、聴講だけでも参加されることを強くお勧めします。※


2016年10月29日に、福岡で活躍されるギタリスト池田慎司先生の公開レッスンを受講しました。岩崎慎一先生の主催で、高橋通康さんにご紹介いただきました。ありがとうございました。

私は Francis Kleynjans の CINQ NOCTURNES(5つのノクターン)より Nocturne No.1で受講しました。最近あまり弾ける曲がなかったので、マイナーな曲で池田先生も知らない曲となってしまい、少しもったいないことをしました。でも、知らない曲に対して、その場で楽譜から音楽を作られていく様を見ることができたのは、ある意味では逆においしい(?)体験でした。


以下、レッスンを受けて学んだ内容です。

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3連ラスゲアードの練習方法

福田進一先生のマスタークラスであった、3連ラスゲアードの練習方法です。
曲はトゥリーナのソナタ、第三楽章でした。ところで、トゥリーナの曲はセゴビア編があまりにも有名になりすぎ、音もリズムもセゴビア編のものが耳にこびりついているパターンが多いですね。しかし、トゥリーナのオリジナル版では”rasg.”との指示があるのみで、詳細なリズムパターンは記載がないことも知っておいて損はないと思います。

譜面上、↑(上向き矢印)が⑥弦~①弦へのダウンストローク、↓(下向き矢印)が①弦~⑥弦へのアップストロークを意味します。直観とは逆に感じるかもしれませんが、「↑」の場合、五線譜で下から上⇒音が低い方から高い方へ、でダウンストロークですね。では、練習方法です。最初から3連符すべてを入れようとしないことがポイントです。

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