2020/08/10
福田進一先生のマスタークラスであった、3連ラスゲアードの練習方法です。
曲はトゥリーナのソナタ、第三楽章でした。ところで、トゥリーナの曲はセゴビア編があまりにも有名になりすぎ、音もリズムもセゴビア編のものが耳にこびりついているパターンが多いですね。しかし、トゥリーナのオリジナル版では”rasg.”との指示があるのみで、詳細なリズムパターンは記載がないことも知っておいて損はないと思います。
2019年7月17日 福田進一マスタークラスのレッスンポイント関係ないけれど、こないだトゥリーナのソナタの楽譜を持っていったら演奏曲はトローバのソナチネでがっくりしたことがありました。。
譜面表記の説明
譜面上、↑(上向き矢印)が⑥弦~①弦へのダウンストローク、↓(下向き矢印)が①弦~⑥弦へのアップストロークを意味します。直観とは逆に感じるかもしれませんが、「↑」の場合、五線譜で下から上⇒音が低い方から高い方へ、でダウンストロークですね。これはこの記事に限らず、和音やストロークに関する一般的な記載方法です。では、練習方法です。最初から3連符すべてを入れようとしないことがポイントです。