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上手くタイトルが付けられないけど、みんなに会いたいって話です

徒然に書いたためタイトルが上手く付けられませんが、あなたに会いたい、と言う話です。死と向き合うお話です。

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 自慢ではないが、暇な時間には5chまとめサイトを読む。アンテナサイトと言うのだろうか、まとめサイトのまとめをブックマークして、興味のある記事を読む。野球のこととか笑えるgifとか、ちょっとエッチなのとか。どうでもいいことやくだらないことが大半であとから振り返ると文字通り「時間を潰す」ことが多いので本当に自慢ではないのだが、それでもごく稀には発見や成長が転がってることもある。

 今日は、下記ブログに辿り着いた。タイトルは『グッドバイ』。著者の山口雄也さんがこの世に別れを告げるために記した文章である。この文章を書いた3ヶ月後の2021年6月6日、彼は23歳の若さで逝去された。いや、該記事は3月18日の投稿なので、正確には80日、2ヶ月と19日後だ。3ヶ月、と丸めれば消えてしまうこの11日は、彼が生きたいと願った大切な日々である。この記事を書いた2ヶ月と19日の後に、彼は亡くなった。

グッドバイ - ヨシナシゴトの捌け口

 自分の命が永遠であると本気で信じている人はいないだろう。いつかは私もあなたも、生きとし生けるものはすべてこの世から退場する。地球も太陽すらも永遠ではない。しかし、誰もがいつかは死ぬと言う一般的な事実と、自分や家族、親しい友人に現実に死が訪れることとは大きな隔たりがある。そんな中、10代で癌を宣告され、死と向き合いながら紡がれた彼の言葉は、私の胸を打つ。いや、たまたま彼を知ったきっかけが彼の癌だったというだけで、その内容が死と向き合うものだったと言うだけで、私は彼の文章が好きだ。この文が彼の死後もこうして残ってくれ、巡り合うことができてよかった。今後私が書く文章は、多かれ少なかれ彼の影響を受けるに違いない。

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ひなた(日向) 佐藤弘和

佐藤弘和作曲、ひなた(日向)を演奏しました。


佐藤弘和さんは、友人のお子様に書かれたベイビーズ・ソングというシリーズの楽曲を作られています。本楽曲もその一つで、”to H.S.”とクレジットされています。未発表作品として、現代ギター2017年3月号に掲載されています。電子版はこちら

左手小指を怪我されたお父さんに作られたとのことで、小指(4指)を使わずに演奏できるように作られています。
例えば一番最後の和音、通常ですとDの和音で最高音はレなのです(左)けれど、これだと4指を使うことになるんですね。なので、3指で演奏できる、最高音がドのDmaj7の和音となっています。この一音の違いで、最後4指を使わずに済むわけです。


メジャーセブンスの和音というのは、少し浮遊感のある、優しくどこか陰りのある、そんな響きです。その響きに合わせて曲中でメジャーセブンスの響きが多く出てきます。メジャーセブンスの優しい響きの裏に怪我した方への思いやりが隠れていると思うと、もっと美しく感じますね。
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