2023/05/01
Invierno Porteno(A.Piazzolla, S.Assad編)
アストル・ピアソラ作曲のブエノスアイレスの冬 Invierno Porteno(アサド編)を演奏しました。先日ブログに雑感を書いた、2023/4/29 第47回ギター音楽大賞 上級部門のエントリー曲です。コンクールでは選外となってしまいましたが、せっかく準備した曲なのでそのタイミングの演奏を残しておこうと思い録音しました。(演奏は宅録であり、評価の対象とは関係ございません)コンクールと同じく一発撮りを…絶対に1回しか撮らない!との強い思いで演奏を始めたところ、途中でゴミ収集車のBGMがチャラララ~♪と入ってしまい無事お蔵入りに。次でラストだ、と思って演奏していたところ悲しすぎるミスをし、その後立て直せずてズルズルといってしまい、、映像に残す演奏がこれになるのか……とほとんど泣きそうになったので、文字通りの泣きの1回を追加録音しました。結果無事別の箇所をミスしましたので、まぁこれが私の実力、というかむしろよくできた方かもしれない、ということで事前の決意通りアップいたします。でも、この曲をここまで弾けるようになったのは間違いなく自分としての成長なので、そこはトライしてよかったかな、と。
私は曲や舞台に対する一期一会の感覚を持ち続けたく、同じ曲に何度も本番の機会を与えないようにしています。ただ、こうやって本番での演奏や録音機会を通じて、練習が不足している箇所やイメージと違っていたフレーズなどに気づかされ、本番を経て改善を重ねることの大切さを突きつけられています。
なんか、本番の機会を絞ってる、ってのがダサい言い訳でしかないように思えてきた。ちよっと方針転換してもいいのかな、、と思い始めている今日この頃です。
でも、緊張や練習不足によるミスの課題としてしまうのは実際は近視眼的な言い訳であり、勉強不足やイメージの貧しさの方が本質的な課題だろうなぁ、と言うのが本音ですね。。辛い、もっと適当に気楽に弾いてたい、でも上手くなりたい…!
(迷いや悩みが多いせいで、句読点や三点リーダの多い記事になってしまいました…)