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クラシックギターとは

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クラシックギターとは何かと言うときに、「クラシック曲を演奏するためのギター」と考える人が少なくありません。しかし、それは違います。例えばピアノやバイオリンでは、西洋音楽の王道に位置するクラシックを演奏することはもちろん魅力的です。しかし、それと同じくらい美しく、ポップス曲やリラクゼーションミュージックを演奏することが可能です。

クラシックギターにも同様のことが当てはまります。クラシックギターを使用して、ポップスを弾いてもいいし、ロックを弾いても構わないのです。現に、ボサノバやジャズの世界では、楽器としての「クラシックギター」を使用して素晴らしい演奏をしている方が多数いらしゃいます。

クラシックギターとは「クラシック曲を演奏するためのギター」ではなく、「楽器としての形態が、他のギターと比較してクラシック(古典的)なギター」のことだと解釈しましょう。では、このクラシックな形状をしていることで得られる最大の特徴とはなにか。それは、ナイロン弦を使用し、演奏者本人の指先を使用して奏でられる柔らかな音色なのです。この優しい音色は、スチール弦を用いるアコースティックギターやエレキギターでは決して得ることはできません。

クラシックギターの認知度はアコギ・エレキと比較して低く、一般的な楽器店での取り扱いも少ないのが現状です。そのため、ギターを始めるときにクラシックギターが候補に上がること事態が少なく、私には非常に残念です。アコースティックギターで演奏されることが多い楽曲に関しても、クラシックギターで演奏した方が演奏効果が高いように思われるものも少なくないのですから。
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