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健康第一

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先日、ギタリストの村治佳織さんが舌腫瘍のために長期休養に入られるとの発表がありました。
村治さんほどのトップで活躍されている方が長期休養に入るというと、周りに与える影響はとても大きいと思うのですが、今回その決断をくだされたということが事の深刻さを物語っているように思います。

村治さんは以前にも右手神経麻痺で二度療養されたことがありますが、その後復帰して素晴らしい活躍をされていますので、今回も早期の回復とその後の活躍を祈念するしだいです。

ギタリストのニュースと言いますと、ギタリストの稲垣稔さんも6月末に逝去されたと聞きました。
私が初めて稲垣さんを知ったのは、たまたま遊びに行った他大学の部室にあった一枚のCDでした。そのCD(今調べると"REVERIE"だったようです)に収録されていたサウダージのかっこよさと、クレンジャンスの曲の美しさに感動したのを覚えいます。特に、クレンジャンスの「二つのワルツ」と「カプリチオ(レニャーニ讃)」は今でも私の大切なレパートリーとして弾き続けています。
関西で活躍されるギタリストの方なのに、クレンジャンスについて教えてもらうどころか、1度しか直接演奏を聴く機会を持てなかったのが悔やまれます。今はただただご冥福をお祈りするばかりです。

たまたま悲しいニュースが続いてしまったギター界ですが、こう言う悲しい思いからも目を逸らさず受け止めることで、また新しい音楽に続いていくのではないでしょうか。私もアトピーが悪化したときの経験があるからこそ、いまは健康であることの有難さを噛みしめています。また、そう言った経験も、音楽の幅への昇華していきたいと思います。

まずは、最近弾けていなかったレニャーニ讃を、稲垣さんに捧げられるくらいに練習しましょうかね。。

※カプリチオ(レニャーニ讃)は、稲垣さんの公式サイトだとグラナドスとなっていますね。楽譜にFrancis Kleynjans のOpus120と書いていますし、メロディーも明らかにクレンジャンスのそれなので、これは稲垣さんのサイトの単純ミスでしょうか。。
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