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デイサービスセンターで演奏してきました

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本日は、盆休みを利用して、家から車で5分くらいの近くにあるデイサービスセンターにボランティア演奏に行ってきました。知り合いが働いているセンターで、以前にも一度訪れたことがありました。今年もお盆休みに時間があれば、と言うことで有難く声をかけていただいたので行ってきました。

最初は、演奏を聞いてくださいと言うことで「愛のロマンス(禁じられた遊び)」や「影をしたいて」など、有名どころの曲を演奏し、その後は「みなさん歌いたい曲ないですかー?」と、歌本に入っているものをピックアップしコードで伴奏をしていました。クラシックギターはどうにも有名曲が少ない。音も繊細ですし、知らない曲を続けて聞いてもらうのにも集中力がいります。それもあり、ずっと私が弾いていてもしんどいかなぁと思い、カラオケ大会の伴奏でみなさん喜んでもらえればいいかな、と思いながらしていました(実際それでいいとおもっていました)。

ところが、その最中に利用者の方が、「せっかく来てくれているのに伴奏ばかりさせていては可哀そう。本人が弾きたい曲を弾かせてあげて。カラオケなんていつでもできるんだし」とおっしゃってくださいました。

ボランティアという名の押し付けになってしまってはいけない、みなさんに退屈せず喜んでもらえれば、と思っていましたが、、本音を言うとやっぱりソロを弾きたい、というのはありました。そんな演者側の我慢とか本領ではない雰囲気というのは伝わってしまったようです。ボランティアにいって気を使わせてしまっては本末転倒ですね・・。そのあとは、お言葉に甘えてほかに準備していた「千の風になって」や「ありがとう(ゲゲゲの女房主題歌)」などを、本当に気持ちよく演奏させていただきました。そして、その時の演奏は、利用者の方にも施設の職員の方にも、喜んでいただけたのではないかと(勝手に)思っています。

「ボランティア」という美しい言葉の裏には、ともすれば偽善や押しつけや甘えなどが潜んでいる(あるいは潜んでいないのに他人が勝手に見つけてしまう)場合があり、繊細で難しいものだと個人的には思っています。ですが、今回は利用者さんのお心遣いもあり、お互いに気持ち良い時間になったのでは、と思います。すごく充実した時間を私の方がもらった、そんな一日になりました。

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