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第41回ギター音楽大賞

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本日7/3、門真市ルミエールホールにて第41回ギター音楽大賞が開かれました。私はリベラル部門一般の部にエントリーし、奨励賞をいただくことができました。

リベラル部門と言うことで、課題曲の課される大賞部門とは異なり自己申請の曲を演奏します。私は、Roland Dyens作曲の「カプリコーンの夢」を演奏してきました。思ったほど緊張はしなかったのですが、それでも細かいミスが出てしまい、悔いが残る演奏になってしまいました。結果として入賞することはできず、残念ですがさわやかな悔しさ、と言う不思議な感覚です。また、そんな演奏でしたが、たぶんミスした以外のやりたかったことを評価していただけたのでしょう、奨励賞と言う形で賞をいただくことができ、そこは素直に嬉しいです。

そもそもなぜこのタイミングでコンクールにエントリーしたのか、と言う自分語りをさせていただきたいと思います(興味がない?いやいやここは自分のブログだし別にいいよね・・)。

ギター教室で本格的にギターを習い始めたあと、周りにはコンクールに挑戦する人が少なからずいらっしゃいました。ただ、私は「自分の音楽」とは何か、と言う問いに答えることができない、と言う思いがありコンクールへ出場することができませんでした。先生に教えてもらったことをやっている、指摘されたところを修正しているだけだと、そこに自分の音楽はあるのだろうか、と言う気持ちです。

それからもギターを続け、自分らしい音楽、自分がしたい表現、と言うものがおぼろげにも見えてくると、今度はそれを認めてほしい、いい結果がほしい、と言った欲が芽生えてきて、また踏ん切りがつかなくなってしまいました。評価されないことが怖い、と言うこともできるかもしれません。そうこうしているときに、一緒に飲みに行っていた後輩のU君に「何ぐだぐだ言ってんすか、やりましょうよ!」と言われ、確かにやらなきゃ始まらん!とこの年になってようやく初挑戦したのです。

結果は、最初に述べたように入賞は叶わずの奨励賞、と言うことでした。結論から言うと、挑戦してよかった、と思います。そして、もっともっといい演奏に挑戦したくなりました。ゲストの谷辺昌央さんや本選に挑戦する方たちの演奏もすごく刺激になりました。難曲や大曲に取り組むハードルは相変わらず高い、と言うのが本音ですが、でも、それでも、自分のアプローチでもっと人の心に何かを訴える演奏ができるのでは、と、課題とともに自分への期待も持つことができました。そして、それが自分らしい音楽、と胸を張って言えるのでは、と思います。また、来年に向けて頑張ります。

2016.7.3 麻尾佳史

PS:
運営/審査の先生方、見に来てくれた友人、一緒に演奏した参加者の方々、みなさまお疲れ様でした、ありがとうございました。

普段はこういうお礼の言葉は、ブログを書く際に自然と出てくる、あるいは出てこなくても書くようにしているつもりですが、今回は自分のことでいっぱいいっぱいだったようで、初回の更新時に書くことができていませんでした。
なんだかんだで、やっぱり常の心とは少し違ってしまっているようです^^; やっぱり悔しいのかな。w 来年また頑張るぞー。


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