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BLUE (家高毅)

※本記事2010年9月8日に投稿した記事の加筆再投稿です
このサイトを作ったきっかけの一つである、家高毅さんの"BLUE"の演奏投稿、および彼についての記事を一つにまとめてみます。私も、彼が歩みを止めた年齢に近づいてきたようです。X JapanのHideの年齢を超えたときも不思議な思いがありましたが、家高さんの歳に追いつきつつある、というのもなにか感慨深いものがあります。※


BLUE
ブルー
作曲者:家高毅


岬から見る、海と空の限りない青さをイメージして演奏しています。
元々はエレアコを用い、リバーブをかけて演奏されていますが、このような曲も、クラシックギターで演奏することで原曲とはまた違った優しさを表現できると思います。
原曲からはリピート数を減らして演奏しています。

残念ながら、この曲を書かれた家高毅さんは交通事故で他界されました。
幸運にも彼の残した曲を知ることができた一人として、彼の曲の素晴らしさを少しでも伝えていければと思っています。

BLUEに関する、家高さん自身の解説は次のようになっています。

  日本海に丹後半島という所がありますけど
  きょうがさき(経ケ岬)って読むんですかね・・・
  「子連れ狼」も行ったという 誰も知りませんね、
  そんな事ねえ・・・
  経ケ岬のてっぺんに灯台がちょこっと立ってて。
  そっから海を見ますとね 何て言うんですかね
  その・・・海と空の境目がほとんど解らなくなるような
  青一色の海が見える事があるんですけども。
  そう言う風にですね、
  もうほとんど一色のようになってても
  空と海というのは明確に違う青で、何かこう。
  ねえ・・・一つのものになるような感じなのに
  きちっと二つに分かれてるっていうのが
  人間みたいでね。
  一つになろうとするのに、いつも平行線でんなあ・・・
  という風な感じで。
  そのへんがすごく寂しくて、
  そういうのを見ながら作った曲です。

家高毅さんのプロフィールは下記の通りです。
 1962年7月27日兵庫県川西市生まれ。
 大阪芸術大学放送学科卒業。
 ギター音楽の可能性を追求するライブ(アコースティック・ギターや
 ギター・シンセサイザーの独奏による絵画的楽曲の創作と演奏)を
 展開し、多くのミュージシャンとの共演およびサポート演奏を経る。
 オリジナル曲はもとよりサポート演奏においても
 豊かな表現力には定評があり、リスナーを飽きさせない
 ステージには固定ファンも多い。
 また、ステージ以外でもプライベート・スタジオで
 レコーディング・エンジニアやギター講師として活躍。
 2000年11月28日 交通事故により他界。
 家高の死を悼む音楽仲間の手により
 2001年4月 ファーストアルバム「風の剣」
 2001年11月 ライブビデオ集「風の剣」
          楽譜集「風の剣」
          セカンドアルバム「SOME TIME」を発表。



私が家高毅さんを知ったのは6年ほど前で、彼がすでに他界された後でした。
彼を偶然に、そして幸運にも知ることができた一人として、私は彼のことを多くの人に伝えていきたいと思っています。


楽譜集「風の剣」より、家高毅さんの奥様の言葉を引用します。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

家高 毅の楽譜集「風の剣」をお届けできる事になりました。
CD「風の剣」そのものが家高 毅のベストテイクでない事は、皆様もご存じの通りです。
しかしながら、楽譜はCDを音源として採譜していただきました。
この楽譜をご覧になって、家高の遺した曲を演奏頂けるのなら、これ以上の喜びはありません。
が、もし、叶うのであれば、家高 毅の心を共にしてやって頂けないでしょうか。
 もっと、もっと、ギターを弾きたかった。
 もっと、もっと、曲を創りたかった。
 もっと、もっと、生きていたかった。
生きているという事は、前に向かって進むことだと思います。
この楽譜を手にするひととき、家高 毅と共にあゆんで頂けないでしょうか。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\




彼の事を直接知らない私が、でしゃばった真似をするのはよくないのかも知れません。
しかし、私にはこの事をみなに伝えないことはできないのです。
こんな素晴らしい曲を創るギタリストがいたんだ!こんな素晴らしい演奏をするギタリストがいたんだ!
彼のことを、彼の曲をもっと多くの人に知ってもらいたい!
6年前にこの想いを持ったことは、私がギターを続けている原動力の一つにすらなっているのです。


PS:
家高さんの奥さんは、楽譜集の中で下記のようにも書かれています。
「著作権は放棄いたしませんが、あなたの大切なお友達が気に入って下さったのならどうぞ、コピーを差し上げて下さい。」
もし彼の曲に興味を持たれた方がいらしたら、ご連絡をいただければと思います。

2010年9月8日 初稿
2019年6月30日 加筆再投稿
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