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奨励賞をいただきました。

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昨日大阪守口市で行われました第43回ギター音楽大賞の一般部門に参加し、奨励賞を頂くことができました。

コンクールに出るようになって3年、これで3年連続3回目の奨励賞となりました・・。自分が人前に出せると考えた曲は破綻することなく演奏することができ、一定レベルの評価が頂けている。これはとてもありがたい話で、自信になります。しかし、そのどれもが上位入賞するための何かが欠けている、という事実も受け止める必要があり、悔しいです。

今回、控室や舞台袖で他の方の演奏を聞き、出場者のレベルの高さに驚きました。そして、あぁ、これは賞を何をもらえなくても仕方ないな、と早いうちに思い、そして、賞のことは気にせずに楽しんで自分らしい演奏をしよう、と頭を切り替えました。そして、演奏が終わったときは、「いい演奏ができた、これなら何ももらえなくても悔いはない」と心から思いました。

しかし、時間が経つと、やっぱり悔しい。そして何よりも、今の自分に欠けているのは何か、それが今の自分にわからないことがもどかしい。

社会人になって12年以上経ち、生活/家族環境が変わり、ギターを弾く時間が思うように取れない。そのような中で、自分なりに頭を使ってギターと向き合ってきたという自負はあります。短時間で効率のよい練習、ミスをしないための練習。本番で緊張にのみ込まれないための過ごし方。そうやって少しずつ積み上げてきたものは間違っていない。けれども、今のこの延長線だと、大きく変わることはできないようにも思います。

審査員の先生方に、「いい演奏はしてるんだけど、もう一歩」と思われている、そのもう一歩を、探しに踏み出したいと思います。

今回悔いのない演奏ができたことで、コンクールは今年で終わりでもいいかな、という思いが頭を少しよぎりました。しかし、「一皮剥けた」と思っていただけるように、来年に向けてまた頑張りたいと思います。とりあえずは曲決めよう。。

2018.5.13 麻尾佳史

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