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プロアルテの粗悪品?偽物?にご注意を

クラシックギターの弦には色々な種類がありますが、私はここ数年Daddario(ダダリオ社)のProArte(プロアルテ) ノーマルテンションを使用しています。たまに他の弦を試すこともありものの、結局プロアルテの響きが今使用している野辺ギターに合っていて、そのまま使い続けている状況が10年ほど続いています。

一般的な評判でいうと、プロアルテは調弦が安定する、弦自体は特徴が少なく、その分弾き方やギターの違いを活かすことができる、というった感じ。入門者から耳の超えた人まで幅広くカバーできる良品です。

ところが、そんなプロアルテの品質が突然悪くなった!という話を聞いたのは、年が明けてからレッスンに伺った猪居ギター教室。「調弦も合わないし、音も悪くて使えないから、よかったら試して感想聞かせて」ということで、プロアルテノーマルのEJ45を1セットいただきました。

通常品と違うところとしては、
① 3弦Gの色がなぜか白濁している。
3弦比較


② 弦が2弦ずつまとめて丸められている。
2本ずつまとめられている


③ 肝心の音が違う。立ち上がりが悪く、全体的にべちゃつく。控えめに言って使えない。(汗)

プロアルテ本社に直接メールで問い合わせたところ、「不良品だから替えを送るわ」とのことで、届いた弦は上記3点とも問題なくクリアしていました。つまり、① 3弦は透明で、② 弦は1弦ずつ丸められており、③ 音も今まで通り、安定したいい音。

そうこうしているうちに、プロアルテの模倣品が出回っている、という情報を入手しました。パッケージ内のナイロン袋に書かれているS/N(シリアルナンバー)から、製品が本物かを確認することもできるようです。私の入手した粗悪品では、「正規品のS/Nではあるものの、すでに登録されています。すでにあなたが登録したのでないならば、模倣品を入手された可能性があります。模倣品業者は、過去の有効なS/Nを使うことがよくあります」といった感じのメッセージが出ました。

現状では、不良品だったのか、偽物(模倣品)だったのか、完全な判断はついていませんが、おそらくは模倣品であった可能性が高いと考えています。というか、プロアルテのこれまでの実績も含めてそうだと信じたい。

皆さんもお気をつけください。とはいうものの、パッケージではほぼ判別不可能です。さらにネットで購入となると、気をつけるのも難しいかも知れません。それでも、正規品を購入できたところから引き続き購入する、あまりにも安いところからは購入しない、などの自衛はできるかと思います。

また、封を開けて怪しい、と思えばS/Nを利用して正規非正規を調べることをお勧めします。ナイロンパッケージに書かれたQRコードを読み込めば、S/Nの入力まで済んでしまうのでそんなに手間もかからず、またダダリオへの通報、交換品要望もそのまま行うことができます(ただし英語です)。
※(2019/5/4追記) ※
模造品を販売している会社であれば、QRコードそのもの、あるいはその先のサイトまで模造していてもおかしくないないな、と後から気づきました。基本的にはパッケージ情報ではなく、ダダリオのサイトから該当のシリアル確認ページへ遷移するのが良いと考えます。具体的な識別方法の記事を投稿しましたので、そちらも参考にしていただけると幸いです。
プロアルテ正規品の確認方法

※(追記終)※


元々いい弦を販売してくれているところなので、こんなことで評判が落ちるのは残念だと思い、今回記事にしました。最近質が悪くなった、と思われた方はもちろん、初めて購入し「大したことないな」と思われた方は、ぜひ正規品であるかの確認、入手をしてみてください。

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