FC2ブログ

Guitar Duo KM - Oblivion, A. Piazzolla

私がタンゴの革命児アストル・ピアソラ好きだということは、このブログでもたびたび申し上げてきました。ピアソラに関しては、本人の演奏も含め、ギター以外の演奏もそれなりに聞いています。もちろんギターで演奏されるピアソラも大好きです。ピアソラのギター向け編曲としては、アサド編、ベニーテス編、ビリャダンゴス編などいろいろあります。そんな中、YouTubeで公開されていたオリジナル編曲のデュオが本作品です。

Oblivionは忘却、の意味で、ピアソラが映画向けの楽曲として作成したものです。曲としては、ミルバのボーカルバージョン、クレーメルのバイオリン編などいろいろ名演がある中で、このギターデュオはそれらにひけをとらない素晴らしい演奏ではないか、と思います。



ピアソラらしい1-4-7のミロンガのリズムに乗って聞こえる美しい旋律。それを、太くしかし優しく奏でる鉄弦の旋律、美しいナイロン弦のメロディ、随所に現れるハーモニクスの煌めき。音色すべてを使って綺麗に表現しています。先日、クラシックギターの魅力は、消えゆく音の美しさだ、という記事を掲載しました。この演奏は、クラシックギターの魅力を最大限に発揮して、忘却というタイトルに相応しい儚さを表現した、傑作だと思います。2:47~のメロディラインとか、鳥肌ものですね。

いつか誰かとデュオをできるときには、この曲の楽譜を手に入れて演奏したい、本気でそう思っています。
関連記事

コメント

非公開コメント