2011年4月に初めて福田先生のレッスンを受けさせて頂いたときは、緊張はするし思ってもいないことを指摘されるし、あたふたしているうちに終わってしまった感じがありました。けれども、今日は緊張せずに楽しんで、指摘にもそれなりにその場で対処しながら受講できたかな、と思います。
もちろん宿題は色々ありますけれども、それも前向きなお土産として受け取ることができました。また、福田先生がさり気なく褒めてくださったところがあって、それは先生からすれば取るにも足らないことなのでしょうが、それでもとても嬉しかったです。
今回のレッスンの中でも、「5年後10年後に繋がるように」「私がずっと付きっ切りで見てるわけにはいかないから」と言う、この1時間のレッスンを受講生のこれからのギター人生に繋げていく、と言う観点での内容をたくさん教えていただきました。それを聞きながら、8年前の宿題を少しはこなせていたのではないか、少なくとも宿題として忘れずに受け取ることはできていたのではないかと、自分を褒めてあげたい気持ちになりました。
いま計算すると、前回の受講は30歳になる年だったようです。それから今まで、家族や猪居信之先生の支えもあり、ギターを止めずに続けてこられた。それだけでも十分に仕合せなことであり、かつ誇れることだと思います。今日の受講生も、みなさん年下の方ばかりでしたが、また5年後10年後も皆さんがギターを続けてらっしゃり、どこかの場で再開できることを楽しみにしたいと思います。
私のこのブログは、クラシックギター好きを増やしたい、新たにクラシックギターに挑戦する人が一人でもいてくだされば、と言う思いで始めました。そして最近は、社会人でも結婚しても、子供生まれてもギターは続けられる、そんなメッセージも込めています。今日は、そんな色んな意味を含めて、充実して、勉強になり、そして背中を押していただける1日になりました。福田進一先生、関係の皆様、本当にありがとうございました。
麻尾佳史
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