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「次」を意識して演奏する

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ギターを演奏するにあたり、「左手をどうやって押さえよう」や「早弾きをしたいけれど、右手が追いつかない」などと言う課題は、誰しも突き当たります。ギターの難しさは、こう言ったところにあると思いがちですね。

上記の様な課題は、もちろん難しい問題です。とはいえ、「これが課題だ」と意識できたあなたは、そんなに未来を悲観することはありません。むしろ、あなたには明るい未来が待っています!後はその課題の解決方法を考え実践すればいいわけですから、この課題はもう解決の一歩手前です。本当に難しいのは、今の自分にとって何が課題かを理解することです。


クラシックギターを練習するにあたって、気づきにくいけれど大切なことの一つに、「弾いていない指をどうするか」があります。

例えば、
 ・左手で押弦に使用していない指
 ・右手で撥弦した後の指
 ・右手で次に撥弦に使用する指  などなど。

演奏にあたって、「今弾いている音」「今動かすべき指の場所」に関しては、比較的簡単に意識をはらえます。そこを注意しないと音が出ませんから当然ですね。しかし、ミスの少ない演奏をするには、いかに「次に弾く音」を想定し、準備しておくかが非常に重要です。そのために大切なことは、「演奏に直接関与していない指」を適切に準備することです。

普段の練習や譜読みの段階から常に「次」を意識し、「演奏していない指」を準備するくせをつけることで、演奏の精度は見違えります。もし「いくら練習してもミスが思うように減らない」と困っている方は、このポイントに気を付けて練習してみてはいかがでしょうか。
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