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批評する気持ちが耳を鍛える

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ギター教室の後輩が主催している研究発表会に参加してきました。ギターを少しでも触ったことのある人なら参加オッケーという位置づけではあるものの、各発表の後に批評用紙を書いてフィードバックをする、と言う素晴らしい試みのものでした。今回で3回目と言うことで、こう言った取り組みが愛好家同士のいい刺激になり続ければよいな、と思います。

このブログでもよく書いているように、私は自分の技術や考え方をフィードバックしギターの魅力を伝えることに尽力したい、と真剣に考えています。いつかギター教室を開くことが夢なんです。絶賛生徒募集中。

なので、演奏を聞く機会には常に「褒めるところ」と「改善したら良いところ」を考えながら聞いています。いつ、どんなレベルの人があしゃおギター教室の門戸を叩いてくれても、きちんとレッスンができるように。例えその人が私より上手であっても、何か指摘することでさらにレベルアップしてもらえるように、と。今回の批評用紙にも、誠心誠意その2点を書くようにしました。私より余裕でうまいよなーと言う人に対しても。こういう取組は、相手によいフィードバックになるだろうと期待すると同時に、自分の耳を鍛える意味でも有意義なんだな、と言うことも改めて感じました。


本日の発表会で少し残念だったのは、私の演奏に対する辛口批評があまりいただけなかったことでした。自分自身の批評としては、それなりの演奏はできたものの細かいミスはたくさんやらかしてしまった、もっとできるだろお前は、という感じです。

それでも良い評価がもらえたということは、
①ミスをミスとして気づかせない演奏ができた
②気を使われてミスを指摘されていない
③聴衆が本当に単に気づいてない

①だと、まぁその技術に関してはいいことですね。でも、そんなにすべてのミスを上手くごまかせるわけもないとすると、②と③。今日の発表会はたまたまギター教室の後輩がほとんどだったんですよね。その意味では、②だとしても寂しいし、③だとしても悲しい。。とかそんなことを思いつつ、ギター愛好家の仲間達と一緒に、もっともっと上手になれるようにこれからも切磋琢磨できればな、と思います。

ちなみに私は、自分なりに真摯にギターと言う楽器に、音楽に向き合っているつもりです。でもその圧と言うかスタンスって、どちらかと言うと独特なようではあるんですよね。今日も打ち上げて暑苦しく話してしまいました。。でも、そう言う普段考えないようなトピックが皆さんの新しい気付きのきっかけとなればなぁと、と願います。

考えずに感じればいいじゃん!それも確かに素晴らしい音楽の楽しみ方。でも、頭を使うことで、悩むことで上達する部分も確かにあるはずだと思っています。自分の演奏を批評できれば1番ですが、その取っ掛かりと言うか、そのための耳を鍛えるには、他人の演奏もそう言う心づもりで聞き、その結果を擦り合わせることではないでしょうか。

主催のIさん、どうもありがとうございました。第4回以降も期待しています!
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