2010/11/28
猪居ギター洋室レッスン(11/27)
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猪居ギター洋室レッスン(11/27)
12/5の猪居ギター教室の定期演奏会に向けて発表曲の練習。
今回のレッスンで、ガボット・ショーロのリズムが自然と2拍子に感じられるようになり、流れが作れるようになった。リズムの緊張と弛緩、溜と解放の感覚がわかったことが非常に大きい。
この感覚を他の曲にも展開できるように、一般化していきたい。
○Gavotta-Choro
・出だしの四分音符(ファ#)を少し長めに保ち、そこで溜めたエネルギーを解放するつもりで次の八分音符(ソファ#)を弾く。→これを意識することで、ソファ#ラソファ#ミが一つの固まりとして流れるようになった。
・上記の流れのおかげで、2拍子の大きなまとまりも非常に感じやすくなった。今までは、低音の二分音符で無理矢理拍を作っている感じがあったが、それが解決した。
・出だしだけでなく、同じリズムパターンのところすべてで意識する。
・F#mの最後のハーモニクスのところ、rall.をかけすぎでで流れが途切れているので注意する。
○Valse Choro(二つのワルツより)
・弱い音が上手く使えていないと自分で思っていたので相談。→確かに、全体的に頑張りすぎてる感じはしますね・・とのこと。中間部(低音がメロディーになるところ)を全体的に静かにすることに。
・また、中間部では高音の和音でリズムを感じさせてしまわないように静かに響かせること。
・Bm7→B7→Eのところも、緊張は強さでなく響きで作るように。高音の和音で安易に大きな音を使わない。
○Valse Francaise(二つのワルツより)
・リズムの揺らしすぎに注意(これはいつも何の曲でも言われているな・・)
・曲の最後、低音の流れを意識して高音のメロディがおろそかになっている。rit.直前のシの音を大切に。
ところで、12/5の猪居ギター教室定期演奏会にはコンクール入賞者も大勢出演されますので紹介しておきます。
・第35回ギター音楽大賞グランプリ(優勝) 猪居亜美さん
・第18回山陰ギターコンクール プロフェッショナル部門第2位 閑喜弦介さん
・第37回日本ギターコンクール小学生の部 読売賞(優勝) 小玉紗瑛さん
他にも、コンクールで入賞経験をお持ちの方や、ライブなどで演奏している方がたくさんいらっしゃいます。
詳しくは、猪居ギター教室のホームページのギタリスト紹介・コンクール実績をご覧ください。→コチラ
無料ですので、クラシックギターの響きを生で楽しみたい方は是非お越し下さい。
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