2010/12/25
猪居ギター教室レッスン(12/22)
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猪居ギター教室レッスン(12/22)
この日は用事のため遅刻していったので、Tears In Heavenの一曲のみのレッスン。
○Tears In Heaven(Eric Clapton、佐藤弘和編)
・イントロ裏拍のシ(2弦開放)の音がメロディの邪魔をしないように弾くこと。ただし、音量を落とせばいいって話ではない。タッチを流す感じで音を出して、音量は出すが主張しない音にする。
・同様の音の出し方は、曲中のメロディ以外の音のところ全てで意識していく。
・イントロ(Lagrimaのモチーフ)から、気がつくとTears in Heavenが始まっていた、と言うようにメインに入っていく。
・低音の流れに気を配る。
・マイナー転調の前の6連符のところで、一度全てが崩れる感じ。ハーモニクスの後完全に空気を変えて、マイナー部分に入る。
・マイナーのイントロ直後の部分、私のイメージでは、怒りややり切れなさと言った、どろどろした感情を表したいと考えている。その感じを先生に伝え、そうするためにはどのようなタッチをするべきか話し合う。
・3連符が続くところでは、それぞれ頭の音(テヌートがついている)をしっかり強調する。
・その後の16分音符allargando(音を大きくしながら減速)の前でいったんp(ピアノ)の指示があることに注意。
・きらびやかになるところは、全部がうるさくならないように
・最後のrall.から6弦ミのフェルマータで一度曲を終わらせる。と、そこにLagrimaの旋律が思い出したように還ってくるようにするのがいいんじゃないですかと。確かに、そう弾くと最後が劇的にドラマティックになった。
この曲のレッスンでは、自分のイメージ・伝えたいこと・やりたいことを普段以上に明確にしてレッスンに臨むようにしています。そして、客観的にみたときにそのイメージがおかしくないかや、それを伝えるにはどのように演奏するべきかを学びたいと考えています。
普段のもっとクラシックな曲だと、そもそものイメージや構成が固くて自由度が少ないと思うので、この曲をうまく利用して普段できないことを吸収したいですね。
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