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TAIJIさん逝去

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ロックバンドXの元ベーシスト、TAIJIさんが亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

中学~高校時代にかけてバンドを組んでいたときは、エックス大好き少年でした。私が当時使用していたギターはhideさんモデルのものでしたし。見た目の奇抜さが取り上げられやすいバンドではありますが、ドラムやエレキギターと言った激しい音使いと、ピアノやシンセサイザー・オーケストラを融合させた綺麗な旋律の組み合わせは、私にはものすごく新鮮で格好良く感じました。特にBlue BloodやSilent Jealousy、そしてArt of Lifeなどにはすごい衝撃を受けて、いまだに聞いています。

ところで、1998年には同じくXのギタリストであったhideさんも急死しています。あれも、すごくショックでした・・。


高校時代に国語の授業で、「私小説家は自らの生活を基に小節を書くので、話のネタとなる題材が身の回りになくなると無理に作り出そうとして悲劇的な最期を迎えることが多い」と言った話を聞いてなんとも寂しくなったことを今でも覚えています。三島由紀夫や太宰治がそう言った人にあたるのでしょうか。

音楽の世界でも、そう言ったのはあるのかな、と少し思いました。尾崎豊しかり、hideしかり、TAIJIしかり。
彼らの本当の死因なんて私にはわかりませんから勝手なことは言えませんが、ロックな音楽を届けてくれる彼らの、ごく平凡に年老いていく姿を私は見ていたかったようにも思います。ロックをやるにはロックな人生を送らないと!みたいなよくわからないご老人も最近見かける気がしますが、どこに需要があるのか私にはわかりません。

音楽的に新しいことは、必ずしも人生観が保守的であることとと相反しないと思うのですけれど、どうなんでしょうね。音楽家に本当に必要なのは真摯さの一点で、そこさえ外さなければ、ロックなクラシック音楽家も、古典的なレゲエプレーヤも、ありだと思うんです。


なんかまとまらないままつらつら書いてしまいましたが、
かけがえのない音楽を私に届けてくれた偉大なミュージシャンの死に哀悼の意を捧げたいと思います。

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