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フォームの矯正のお話

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先月は忙しかったので、ギター教室をお休みしていました。今月からぼちぼち復帰です。

猪居ギター教室レッスン(9/15)
最近毎回しっかりと教えてもらっているフォームの話。
「疑問に思うところはきちんと質問する」、ただしその場で飲み込めないことも多いので「よくわからないときはとにかくやってみる」の二つを肝に銘じてレッスン受講中。

最近私はギターのヘッドを少し高めに上げ気味でフォームに変えていた。
先生からは、ヘッドをもう少し下げた方が弾きやすいのでは?との指摘。

こっからは完全に左手だけの話ですが、自分なりに今掴んでいる両方の特徴。

・ヘッドを下げると、ローポジションは弾きやすい。しかし、ハイポジションのときに手首と指板の関係が崩れてしまう。
・ヘッドを上げると、ハイポジションは弾きやすい。しかし、ローポジションのとき小指が指板から離れ気味になり少しバタバタする。


実際エレキの人とかフラメンコギターの人とか、速弾きやる人ってヘッド下げてるフォームの人が多いですよね。左手の弾き易さ(あばれの少なさ)だけなら、ヘッドは低い方が向いている可能性はあるかも。
メリットデメリットをしっかり把握するために、意図的に2種類のフォームを混ぜながらの練習を少し継続してみようかと思います。


フォームの矯正に関しては、以前ギタリストの亀井貴幸さんが印象的な話をしてくださいました。
亀井さんは、大阪音楽大学短期大学部ギタークラス、パリ・エコールノルマル音楽院・室内楽科、国立ヴェルサイユ音楽院ギター科と素晴らしい研鑽を積まれているギタリストですが、その中で指導される教授ごとに違ったフォームを勧められることが多く最初はかなり苦労されたそうです。しかし、とにかく師事する先生の指示通りに(別に駄洒落ではありませn汗)弾くように練習するうちに、フォームの矯正をするコツのようなものを習得されたらしく、最初は時間がかかっていたフォームの矯正も短期間でできるようになったそうです。

これってすごいスキルだと思いませんか?この状態になれば、言われたことをまずやってみて、いいところは吸収し悪いところは改善するというサイクルを効率よくできるようになりますね。

実は、私は元々フォームの矯正・変更にはどちらかと言うと消極的だったのですが、この話を聞いてから考えを変え、積極的に取り組もうと思うようになりました。そして、「まずやってみて」うまく判断していきたいと思います。
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