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あらかじめ決めた時間に演奏する 舞台を模擬する練習方法のススメ

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本日は舞台演奏の本番に備える方法を紹介します。題して「予め(あらかじめ)決めた時間に演奏する方法」!(ちょっと語呂が悪いな……) 具体的な実践方法は下記3ステップです。

ステップ①: ○日の○時になれば、〇〇を弾く、と予め決める
ステップ②: その時刻になれば、実際に弾く
ステップ③: 弾き始めたら止まらない。絶対に最後まで弾く。

これだけです、簡単でしょう?この方法で期待できる効果は主に2つ、①苦手箇所の把握 と②気持ちの制御訓練 です。それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。

周囲から演奏を強制される環境を作る


通常の練習では「自分の決めたタイミング」で、「自分の弾きたい曲」を演奏します。やる気が出なければ弾く必要もない。今日は寒くて手がかじかむから演奏しないでおこう、とか。一方、発表会や演奏、コンクールではこれは通じません。自分の出番になれば、否が応でも演奏を始めなければなりません。緊張による影響はもちろんのこと、「昨日寝付きが悪かった」とか「なんかお腹がゆるい」だとか、どんな理由があっても、本番は待ってはくれません。

そこで「決められた時間に演奏する」方法を予め練習に取り入れることで、本番環境を模擬することができるようになります。準備が整ってから自分のタイミングで弾くのではなく、周囲から演奏を強制される環境に身を置くのです。この方法には、特別なものは何も必要ありません。やることは1つ「明日の○時になったら演奏をしよう」と心に決める。そしてそれを実行する。ただ、それだけです。体調が悪かろうが、乗り気になれなかろうが、関係ありません。むしろ、ネガティブな要因が多いほど、練習としては効果的とも言えます。

注意:本記事は、準備不足の状態で演奏を推奨するものではありません。怪我の元にはならないよう、くれぐれもご注意ください。

効果①苦手箇所の把握


練習では弾けるのに、本番ではミスする。この経験は皆さんお有りでしょう。それに備えるためには、ミスしそうな難所を何度も練習するしかありません。とはいえ、どこでミスするかわからないじゃん?ミスしないと思ってた箇所をミスするかもしれないじゃん?と言うご意見もあるかと思います。そんなときに、今日のテーマ「予め決めた時間に演奏する」練習が活躍します。

準備万端で自分の弾きたいように演奏したときと比較して、本方法ではミスが増えます。そうすればしめたもの、だって自分がミスする所がわかったんですから。あとは、そこをどう料理するか。ゆっくり練習を繰り返すもよし、運指を変えるもよし。どこが苦手かがはっきりすれば、問題の半分は解決したも同然です。

少し話が脇道にすれますけれど、練習を大別するならば、「通し練習:曲をすべて弾く」と「部分練習:ある部分に集中する」の2つに分けることができます。楽しくて思わずやってしまうのは通し練習ですけれど、通し練習の回数を減らし、部分練習だけで曲全体を弾けるようにしていく。これが、効率よくギターの練習をするコツの1つです。練習時間の限られる特に社会人の方には大切になるのではないでしょうか。そして、どこを部分練習するかの洗い出しに、この方式が効果を発揮するのです。

限られた時間を有効に活用する方法に関しては、下記記事でも述べています。よろしければ併せてお読みください。
おじさんギタリストが伝えたい、ギターを継続するための7つのポイント
https://asao-guitar.com/e/continue-guitar-7points

効果②気持ちの制御訓練


乗り気じゃないときに、どうやってテンションを上げていくか。とても緊張したときに、何をしてリラックスするか。集中できないときに、自分がどんな演奏をしてしまうか。こういった事をチェックしアプローチの改善を計るのも、本方法の大切な意味の1つです。

これは、本番を重ねながら磨いていけると1番いいんですけれどね。ただ、アマチュアの身としては人前演奏の機会があまり多くありません。ましてや今はコロナ禍で、演奏の機会が制限されています。そこで、自宅練習でメンタルのトレーニングもできるのが次善の策となります。

プラスアルファ:動画を撮ってみる


決めた時刻に演奏する際には、余裕があればその動画を撮影することもオススメします。撮影していると、緊張が2割増しくらいになります。そして、弾き直しに対してシビアになります。そんな中でも絶対に止まらず最後まで弾き切る。これは素晴らしい経験になりますよ。ただし、あくまで目的は気づきを得ることです。とにかく弾いた上で、自分が感じたこと、ミスした箇所を改善する。そんなサイクルを活用しましょう。

準備の整ったときに、万全の体制で弾くのではなく、あえて自分を追い込み、そのときの反応を確認する。ぜひ試してみてください。
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