2020/01/03
中島みゆきさんの名曲「糸」にみる、「仕合せ」の意味
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練習のコツや演奏のヒント、コンクール情報などを愛好家目線で綴ります。
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縦の糸はあなた 横の糸は私
逢うべき糸に 出逢えることを
人は 仕合わせと呼びます
「試合」と「幸せ」は、このようにすると見えにくいが、本来の意味の上から「し合い」「し合せ」と表記すると、両者が対になった対比語であることがわかる。「わが国では他人と『し合う』ことで幸福を手にいれようというような文化的土壌はなかった」。それとは反対に「なすことを互いに合わせること、すなわち『し合わせる』ことが幸福であると考える民なのであった」
「しあわせ」に一番近い語は「めぐりあわせ」である。運命が「めぐりあわせ」るように、自分がそのように「しあわせ」るのである。従って、「めぐりあわせ」に良し悪しがあるのと同じく、「しあわせ」にも良し悪しがある。一九七〇年代までの小説に「しあわせの良いことに家庭にめぐまれだした」だの「彼女はしあわせの悪い女であった」だの、いくらでも出てくる。これを「幸せの悪い女」と書いたらおかしいのは言うまでもない。漢字では「仕合せ」と書くのが普通なのも当然なのである。
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2011/12/18 21:35 by 編集