2010/10/29
岩崎慎一先生公開レッスン(2010/10/24)
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10/24に岩崎慎一先生の公開レッスンを受講しました。
受講曲は、思い出の組曲(J.L.メルリン)より「5.エヴォカシオン」と「6.ホローポ」(作曲メルリン) です。
ホローポのリズムを主に見ていただきました。途中岩崎先生がホローポの伴奏を弾いてくださって、非常に楽しかった。弾いている間に自然と笑みがこぼれてきまして、「これこそ音楽なんだー」って叫びたくなりました。w
先生の、「(このホローポの重奏で)一緒に営業行きましょか」の一言が冗談でも嬉しかった^^
○エヴォカシオン
・こう言った曲はある程度自由に弾いたらよい。ただし、「パルス(拍)」は失わないこと。例えば、遅くするところはその前から徐々に遅くし、戻るときも徐々に戻る。
・ピアノを目立たせるためには、フォルテを有効に使う。
○ホローポ
・2拍子と3拍子が合わさってできている。
・民族音楽のホローポでは、「クアトロ」と呼ばれる弦4本の楽器が常に2拍子で伴奏をつける。そこにアルパなど他の楽器が2拍子や3拍子のメロディを即興的に入れてポリリズムを楽しむ。
・よって、実際には「2拍子と3拍子が合わさっている」と言うよりも、「2拍子の上に3拍子が乗ってくる」と言う方が近い。
・上記のようなリズムを感じるために、2拍子でメトロを鳴らしながら自分は2拍子と3拍子を混ぜて弾くという練習も有用。(ここで、岩崎先生が2拍子でコードをならしてくださり、そこに私がホローポを重ねて演奏。めちゃ楽しい!)
・各小節が2拍子か3拍子か認識し、それをしっかり打ち出す(小節によっては、旋律は2拍子でベースは3拍子など両方が混ざっているところもある)
・形式としては、ロンドのような構成。主題となる旋律が、異なる旋律を挟みながら何度も繰り返されている。(A-B-A-C-A-D-Aのような形式。Aの部分が主題)
・ところどころに出てくる「同一5音の連打」は、A主題をうちやぶって展開させる力を持っているので、強めに、ある程度の意外さを感じさせるように弾くとよい。
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