2021/02/13
自分でできるMindfulness
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どうしょうもない不安や、堂々巡りする思考で頭がいっぱいになることはよくあります。そんなときに、その頭を去来するものに名前をつけ、「それは現実とは異なる」と気づくことは、不安の連鎖を断ち切るために非常に有用です。
思考と現実は違うものであるとはっきり気づいたとしても、またすぐに、また思考と現実の区別がつかなくなってしまうかもしれません。そうなったとしたら、やるべきことは一つです。ただ、「思考」を単なる「思考」と捉え、呼吸にゆっくりと優しく注意を戻すのです。注意を妨げるものに気づき、その妨げるものをただ認めるのてす。そして呼吸に注意を戻す前に、黙ったまま、その妨げるものに名前をつけてみます。たとえば、「ああ、これが思考だな」「これは将来どうしようかという計画だ」「これは不安だ」といった具合です。
自分でできるマインドフルネス:安らぎへと導かれる8週間のプログラム 安らぎへと導かれる8週間のプログラム、P83より(マーク・ウィリアムズ、ダニー・ペンマン 著 佐渡充洋、大野裕 監訳)
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