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自分のコンテンツを冷静に判断する

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昨今1つの大きな流れであった動画配信が、コロナ禍もありさらに加速しました。動画配信やそれに準ずるオンラインコンテンツへの注力自体は歓迎すべきですが、そこで「自分のありのまま」以上の実力を見せようとしたり、本来見込めるであろう以上のアクセスを集客しようとしたり、そう言う本筋ではないところに活路を見出そうとすることに対しては警鐘を鳴らしたいと感じています。

自分の集客力は実力に見合っているか

 
冒頭から私事情になりますけれど、私のサイト関係の本日時点の現状は以下の通りです。
・You Tube: 119名@9年9ヶ月、41動画
・Twitter: 236フォロワー@11ヶ月
・ブログ: 100~150/day @ 12ヶ月※
  ※独自ドメイン取得からカウント
   全ブログの開設自体はYou Tubeと同じく約10年前

これ、私の動画や投稿をご覧くださっている皆様はどう思われるでしょうか。多い?それとも少ない?私自身は、良くも悪くも極めて妥当なところではないかと自己分析しています。もちろん本当はもっとアクセスが欲しい。もっと多くの方に演奏を届けたい。あわよくば副業として収益を得たい。そんな本音や願望とは裏腹に、私の実力や注力からすれば、多くの方に応援していただけていると思っています。

言い方を変えると、もし今何かバズのようなきっかけがあってフォロワーが劇的に増えたとして、そこで今と同じ発信をしていればその方々はまた離れていってしまうだろうな、と言う諦観があります。だからこそ、地道な発信を一歩ずつ積み重ねて行きたいと願っています。

悪銭身につかず


不正な手段によって得た金銭は、すぐになくなってしまう、と言う諺があります。悪銭身につかず。これは残念ながら、金銭以外の資産も同様でしょう。「1万人が感動した音色」「受講生全員が納得したレッスン」このような謳い文句で手にしたアクセスは、その中身が伴っていない場合には、不正までは言えなくとも、次回以降のアクセスを拒否するほどの反発力をすら生み出しかねません。

例えば大手事務所や広告代理店が新人を売り出すときのことを想像してみてください。その売り込まれる人に実力が伴っていればもちろん歓迎され市場に受け入れられますけれども、実力不足の状態で露出だけが増えればそれは逆効果です。この人好きじゃないのにまた出てきた、チャンネル替えよう、と潜在的な嫌悪感を刺激する可能性すらあります。

自分が活躍したい場所を見定める


先日福田進一先生のレッスンを受講した際に、ギターの撥音方法と音の関係に関して、まさに膝を打ちたくなるような発言をされていました。

・YouTubeを始めとした動画全盛の時代に、傷の無い演奏をマイクに向かって録音する若い世代が増えていて、生での演奏を聞いた際に物足りなさを感じることがある。
・その音の小ささを補うために、ダブルトップギターを使う人も増えているが、その結果ダブルトップギターで録音する際に音が乗りにくいという別の問題が発生することもある。
・福田先生個人としては、オールドタイプの演奏を聞いて育ち、またそういった指導者に薫陶を受けてきたこともあり、そのエッセンスを伝えていきたいと思っている。



これは決して、ダブルトップギターを使うなとか、録音に注力しすぎるなといったことをおっしゃられているのではないでしょう。と言うか、福田先生自身は100枚ものCDをリリースされています(多すぎ!)。ポイントは、生のコンサートでも動画と同等かそれ以上のパフォーマンスができないと、動画きっかけで会場に足を運んでくれた方はがっかりしかねない、と言う事実です。
2020/2/15 福田進一先生マスタークラス受講

あなたが動画配信こそ主戦場である、と考えられているなら問題はありません。マイクにこだわり、カメラカットにこだわり、編集を駆使し字幕に凝る。フレーズごとに録音して編集するのもいいでしょう。さらに、それを多くの方に見てもらうために、プロモートに力を入れる。それになんら問題はありません。

ただし、「自分は生の空気や触れ合いを大切にしたい」と思われる方は、まずそちらの技術を磨き上げないといけません。その努力や実力なしに、プロモーションに力を入れて一時的な流入を手に入れても、それはいずれ離れていくでしょう。

SEOの時代は始まってすらいない


SEO: Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)と呼ばれる手法があります。

検索エンジンを対象として検索結果でより上位に現れるようにウェブページを調整すること(Wikipedia)


誤解を恐れず率直に言えば、Googleの検索結果で上位表示されるように行う、表面的なテクニックです。文字数は〇〇文字以上記載しなさい。タイトルにはキーワードを左詰めで○語入れること。文章内にはキーワードをまんべんなく散りばめるべし・・。これらのテクニックにも、音楽動画と同じ致命的な問題点があります。つまり、コンテンツの中身が伴わず集客手法のみにこだわった場合、その結果はいつか消えゆく運命にある、と。

なんの実績も知名度もない個人の処女作を資本力で本屋さんに平積みしたとして、果たしてその本は売れるでしょうか。仮にそれが売れたとて、では第2作・第3作は手にとってもらえるでしょうか。それは結局、第1作の中身次第であり、著者が積み上げ続ける実績と信頼に依るのです。この観点に経てば、SEOの時代は終わるどころか、そもそも始まってすらいないのです。SEOと言うのは、自分の実力以上の販売規模を得ようとする間違った手段です。

自分のコンテンツを冷静に判断せよ


本当に良いコンテンツを作ればアクセスが増える。これは恐らく幻想です。コンテンツに加えて、何かのきっかけや繋がりや運など、様々な要素も必要でしょう。しかし、集客に力を入れればアクセスが増える、などと言うのはそれとは比較にならないくらい愚かな考え方です。

この文章は誰か1人にでも届けば満足なのか。1,000人に届いて欲しい、届く価値のある内容なのか。もし10,000アクセス集めたら、それは過分ではないのか。見返りが少ないことを悲観してよいのは、見返りが多すぎる事に訝しむ(いぶかしむ)謙虚さを持つ人ではないでしょうか。自分が欲しくないものを売り込もうとするセールスマンになってはいけません。明日のヒット商品を生み出すには、昨日の失敗を反省することに加え、成功した理由をこそ再検討することが大切なのです。

自分の実力に対して評価か足りないなら、集客方法を活用すべし


これらの内容は、逆の可能性も示唆します。それは「自分の実力に対して世間の評価が正当ではない」と感じるときは、積極的にプロモーションを考えるのもよい、と言う事実です。人に訴える、好んでもらう素地は十分に備わっている、足りないのは世間に認知してもらうことだ……。そう考えるならば、お金や時間を費やしてでも露出を増やす方法を考えても良いのです。

世間にプロデューサーと言う職業、広告代理店と言う仕事がある。それは、セルフプロデュースと言うものの難しさを示しているとも言えます。露出を増やすことを目的とするのであれば、SEOの手法を使うことだけでなく、むしろ専門家に対策をお願いする、広告を出すなども選択肢に入ってきます。SEOや広告を行うことに問題があるのではなく、そう言った手法を追求すれば結果が出ると安直に考えることが危険である、ということをご理解ください。

私が心がけていること


冒頭にも述べた通り、私は自分の実力と評価の関係は真っ当ではないか、と受け止めています。そんな私がブログ運営にあたり心がけていること、それは「自分が発信したいことを自分の言葉で発信しよう」と言う、ほんの小さな当たり前のことです。この記事も、大したことは書いていないかもしれませんが、Wikipediaからの引用を除き全て自分の言葉で記載しています。

音楽も根底は同じです。そんな、耳コピではなく目コピでもなく、楽譜と真摯に向き合って自分の音楽を奏でよう。そして、それが1人にでも届いてくれたら嬉しい。そんな記事や動画が積み重なり、こいつ面白いなと気にかけてくれる方が1人、2人と増えていってくれればこんなに嬉しいことはありません。まずはコンテンツを充実させること。そして、一人でも多くの方に届くべきだと自分で信じられるものを生みだすこと。その先に、多くの方への認知と言う結果を伴わせて行きたいと考えています。

動画をススメない。楽譜を読むことのススメ。 - 趣味で続けるクラシックギター



あとがき
さて、この投稿は果たしてどのくらいの方に読んでいただけるでしょうか・・(笑)。建前と心構えを述べただけで、シェア・拡散・RT大歓迎ですよ\(^o^)/ むしろ1回くらいバズって、「バズったので宣伝を、、」って言ってみたい!

でもね、バズを狙うと言うのは多分表現者の本懐から離れてるはずなんですよ。と言う強がりでした。みんな、私の強がりが負ける前にひっそりフォローしてチャネル登録してね!

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