2022/09/06
Op.31-4 Andante (Fernando Sor)
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Fernando Sor作曲、Op.31-4 Andanteを演奏しました。
動画の冒頭に3秒ほどの無音がありますが、これはミスではございません。四分の二拍子でAndante、冒頭どうやって入ろうか、、という逡巡から曲がスタートしていると思い、そこを敢えてを残しています。この3秒の間に動画をスキップされることもあるかもしれないですけど、そういうところ拘っていきたい。。
去年右手人差し指(i指)の先に出来てしまったイボがいまだ治っておらず、現在治療をしているため演奏に使用できません。pmaの3本で演奏できる三声の曲何かないかなぁ、と楽譜をあさっていたところ、ソルの練習曲は多くの曲が三声で書かれていることに今さらながらに気づきました。そういえばソルは、基本的にpimの3本の指しか使わなかったらしいですね。pimで弾けると言うことは、pmaでも弾けるはず、、ということでこれも何かの縁と思ってpmaに愛着を感じて演奏しております。
ソルの作品番号31は、24のルソンと呼ばれます。ルソンとは、英語にするとLessonのことで、つまりレッスン曲ですね。ソルはいわゆるエチュードに関して、作品35 エグゼルシス=Exercise、作品31ルソン=Lesson、作品6,29 エチュードと区別して用語を使い分けていて、この順に難易度が高くなっています(と現代ギターの特集記事に記載されていました)。今回演奏しました作品31 ルソンには、「漸進的」「念入りに運指を付けた」「初心者の生徒たちに献げて」とタイトルに書かれているそうです(と現代ギターの特集・・以下同文)。やっべ運指全然守ってないわ。
ギターを初めてもうすぐ四半世紀になります。このタイミングでソルの練習曲に向き合うことになったのも、悪くはないように思います。もっと若いころだったら、pmaでギターを続ける気にならなかったかもしれません。また、弾いたとてこの曲の魅力に気づけたかどうか自信がありません。これからのギター人生で大切にする、弾き続けていくであろう曲となりました。i指が使えるようになったときに、自分がどんな演奏をするか、どんな気づきが得られるかを楽しみにしています。
参考文献:
現代ギター 09年4月臨時増刊号『ソルの教育的作品』(小川和隆)
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